デビューアルバムのリリース10周年をお祝い
ブルーノ・マーズは、音楽界で最も権威があるアワードと言われるグラミー賞を11度も受賞し、これまで数々のヒット曲をリリースしてきたヒットメーカー。9月には日本人アーティストであるジャニーズ事務所の嵐に楽曲「Whenever YouCall」を提供するなどと、徐々に音楽業界に復帰しているブルーノは、2020年でデビューアルバム『Doo Wops and Hooligans（ドゥー・ワップス＆フーリガンズ）』をリリースして早10年。
2010年10月4日にリリースされた『Doo Wops and Hooligans』は、大ヒット曲「Just The Way You Are（ジャスト･ザ･ウェイ・ユー・アー）」や「MarryYou（マリー・ユー）」、「Grenade（グレネード）」など、ファンでなくても耳にしたことがある楽曲が収録されており、今のブルーノのいしずえを築いたと言っても過言ではないアルバム。
そんなデビューアルバム『Doo Wops and Hooligans』のリリースから10周年という節目の年を迎え、ブルーノはインスタグラムにこのようなメッセージを残した。
「『Doo Wops and Hooligans』がリリースされた時、『Just The Way You Are』が（音楽チャートで）1位になったんだ。最初はアルバムの売り上げが悪くて失敗だと思われていた。けど、僕たちは闘い、押し続け、パフォーマンスし続けた。今やみんなのおかげで、『Doo Wops and Hooligans』は史上最長にチャートインしたデビューアルバムであり、世界中で1,400万枚以上を売り上げることができた。それこそ、人生はレースではなくてマラソンだという証拠だ。
つい先日、素晴らしい最後のひと押しとして『Grenade』がダイヤモンドに認定され、同じアルバムで2枚のダイヤモンドシングルを作った。だから今日はお祝いしよう。全てのフーリガン（※ブルーノのファンの名称）へ、人生を変えてくれてありがとう。すぐにみんなと一緒にダンスできるようになることを祈っているよ。心をこめて、ダブルダイヤモンドのブランツ（※ブルーノの愛称）より」
今やトップシンガーに君臨しているブルーノは、幼い頃から家族でステージに立ったりとエンタメ界で活動している努力家。そのため「人生はレースではなくてマラソンだ」というブルーノからのメッセージは、重みのある言葉。ブルーノは当時の思い出と共に改めてファンに感謝の気持ちを伝えた。
5曲のリリックビデオが公開
また、『Doo Wops and Hooligans』のリリース10周年をお祝いして、「Count On Me（カウント・オン・ミー）」、「Marry You」、「Runaway Baby（ランナウェー・ベイビー）」、「Taking To The Moon（トーキング・トゥ・ザ・ムーン）」、「Our First Time（アワー・ファースト・タイム）」のリリックビデオが公開された。
ブルーノは2016年にリリースした大ヒットアルバム『24Ｋ・マジック』以来、自分名義の楽曲はリリースしていないけれど、「毎日作詞しているよ…約束する」とツイートしているため、楽曲制作に励んでいるよう。2020年にウォルト・ディズニー社と新たに契約したこともあり、再びブルーノの活躍が見られる日は近い。
（フロントロウ編集部）
