ドラマ『glee/グリー』のライダー役でおなじみの俳優ブレイク・ジェンナーが、約1年前、元パートナーからのDV被害を告白した元妻で俳優のメリッサ・ブノワに対して暴力を振るったのは、“自分”だと認めた。(フロントロウ編集部)

ブレイク・ジェンナーがメリッサ・ブノワに対する暴力行為を謝罪

 今から約1年前、人気DCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』で、主人公スーパーガールことカーラ・ダンバース(ゾー=エル)を演じるメリッサ・ブノワが、自身のインスタグラムに投稿した約15分間の動画のなかでDV(家庭内暴力)被害者であることを明かした。

 この時、メリッサは加害者の名前を明かさなかったものの、その人物が「年下」だと明言していたことから、相手はドラマ『glee/グリー』での共演をきっかけに結婚した元夫で俳優のブレイク・ジェンナーなのではないかと推測する声が多かったが、ブレイク本人が沈黙を貫いていたこともあり、真相はうやむやになっていた。

 そんななか、メリッサがDV被害を告白して以来、インスタグラムへの投稿を控えていたブレイクが、約1年ぶりにインスタグラムを更新。メリッサの名前こそ出さなかったものの、彼女に暴力を振るったのが自分であることを認め、謝罪した。

 「2019年の終わりに公になった個人的な問題と向き合う方法を、この11ヵ月間ずっと考えてきました。そのあいだに、自分に対する恥ずかしさや恐れから暗闇の中で過ごしていた、人生のある時期について振り返りました。これは、自分の口から説明すべき問題であることを理解しています。公にはもちろんのこと、(自分の行為によって)直接影響を受けた人に対しても」と切り出すと、メリッサにスマホを投げつけた時のことを振り返って、「かつてのパートナー(メリッサ)が負った傷、そして私が彼女に与えた感情的、精神的、肉体的なダメージに対する全責任及び説明責任を負います。(中略)あの時のことを私は一生後悔し続けるでしょう。やり直せることなら、やり直したい。(中略)彼女があの時受けた痛みと、今も続く痛みの責任のすべては私にあります」と、後悔の念と謝罪の言葉を口にした。

画像: ブレイク・ジェンナーとメリッサ・ブノワ。

ブレイク・ジェンナーとメリッサ・ブノワ。

 ちなみに、ブレイクは自分がメリッサに対して暴力を振るった責任から逃れるつもりも、その事実を棚にあげるつもりもないとしたうえで、当時、メンタル面で問題を抱えていたメリッサから暴力を振るわれたと主張。“自分もメリッサもまだ若くて、色々と問題を抱えていた”と弁明したのだが、「責任を取ると言っておきながら、メリッサに責任をなすりつけるような発言をするのは、ヴィクティム・シェイミング(被害者非難)だ」として、メリッサのファンから批判の声があがっている。(フロントロウ編集部)

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