カプシーヌで6人のアーティストが自分の世界を表現
ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のアイコンバッグとして人気が高い「カプシーヌ」。今回このバッグが、世界的に活躍する著名なアーティストであるベアトリス・ミリャーゼス、ジャン=ミシェル・オトニエル、ジョシュ・スミス、ヘンリー・テイラー、リウ・ウェイ、ザオ・ザオにより、この上なく繊細で、洗練されたかたちで再解釈された。
この6人のアーティストたちがデザインした「アーティーカプシーヌコレクション」は、メゾンのユニークな才能、そしてその革新的なエスプリとクラフツマンシップ溢れるサヴォアフェール(匠の技)を活かして、アーティストたちが自らのアイディアを存分に実現できるようサポートしたいという願いを証明するもの。
そんな6人のアーティストの世界が表現されている「アーティーカプシーヌコレクション」を紹介。
ベアトリス・ミリャーゼスによる「カプシーヌ」
ブラジル人アーティストのベアトリス・ミリャーゼスが「アーティーカプシーヌ コレクション」のために特別制作し、その作品をベースに誕生した「カプシーヌ」は、彼女自身のユニークなアート技法とルイ・ヴィトンの高度な職人技の結晶。
ジャン=ミシェル・オトニエルによる「カプシーヌ」
フランス人アーティストのジャン=ミシェル・オトニエルがデザインした「カプシーヌ」は、 まるで優美で楽しげなオブジェ。バッグの素材は複雑に手織りされたラフィアヤシ、バッグ上部のエッジには、オートクチュールで贅沢に使われるブラックサテンシルクの手刺繍による縁飾りがあしらわれている。
ジョシュ・スミスによる「カプシーヌ」
ニューヨーク在住のアーティスト、ジョシュ・スミスの「カプシーヌ」は、彼のシグネチャーである、自らの名前を描く「ネーム」ペインティングがベースになっている。
ヘンリー・テイラーによる「カプシーヌ」
カリフォルニア出身のアーティスト ヘンリー・テイラーがデザインした「カプシーヌ」は、2017年に発表した作品《A young master》に、最先端のレーザープリントと伝統的な寄木細工の技術を組み合わせることで誕生。
リウ・ウェイによる「カプシーヌ」
北京在住のアーティスト、リウ・ウェイは、さまざまな媒体にまたがって、挑発的で分類不能な作品で知られている。彼がデザインした「カプシーヌ」は、2019ヴェネツィア・ビエンナーレで展示された彼の大規模インスタレーション《Microworld(微視世界)》に基づいたもの。
ザオ・ザオによる「カプシーヌ」
中国人アーティストのザオ・ザオがデザインした「カプシーヌ」は、2018年に彼が制作した彫刻《In Extremis No.3》から着想を得ている。
(フロントロウ編集部)