『エミリー、パリへ行く』でブレイク、リュカ・ブラボーって?
Netflixで配信中のドラマ『エミリー、パリへ行く』は華の都”パリを舞台に、リリー・コリンズ演じる主人公のエミリーが、恋に仕事に奮闘する姿を描いたシリーズ。アメリカやカナダでは、配信開始初週にNetflixのドラマ部門の視聴回数ランキングで1位に輝いた人気作。※FlixPatrol調べ。
そんな同作のシーズン1で、リリー演じるエミリーと“胸キュンな関係”になるイケメン・フランス人シェフ、ガブリエルを演じて一躍フィーバーしているのが俳優のリュカ・ブラボー。
これまでは、フランスのテレビドラマなどを中心に活躍していたけれど、本作でのブレイクをきっかけに、今後ハリウッドにも進出しそうな彼について知っておくべき5つの情報を紹介!
<1>『セックス・アンド・ザ・シティ』のガチファン
『エミリー、パリへ行く』といえば、1990年代後半から2000年代にかけて一世を風靡したドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』を手がけたクリエイターのダレン・スターとスタイリストを担当したデザイナーのパトリシア・フィールドが再びタッグを組んだ作品として、配信開始前から話題に。劇中にも、『SATC』のエッセンスを感じるストーリーや演出、ファッションなどが散りばめられている。
『エミリー、パリへ行く』のシーズン1で最も重要な男性キャラを演じたリュカは、じつは、ガチの『SATC』ファン。
米Glamourとのインタビューでは、これまでに何度も『SATC』を観ていることを明かし、「『SATC』が本当に好きなんだ。何度も何度も観たし、あのドラマのおかげで、(恋愛において)これはアリ、これはナシっていう色んなルールを学んだよ。ベッドの中や、そのほかの場所でもね」と語っている。
クリエイターのダレンと最初のオーディションを行なったときは、『SATC』 が好きすぎるあまり、「ものすごいプレッシャーを感じた」そうで、「ダレンは僕にとってはアイコニックな存在だからね」と、愛してやまない『SATC』のクリエイターと仕事ができたことは誇りだと語った。
ちなみに、『SATC』でサラ・ジェシカ・パーカー演じた主人公キャリーの数々のボーイフレンドたちの中で一番の推しはジョン・コーベットが演じたエイダンなんだそう。
<2>リアルでもシェフとして働いていたことがある
『エミリー、パリへ行く』のリュカは、パリの街角にある小さなビストロの若き看板シェフとして腕を振るっている。
リュカもじつは、下積み時代に厨房でスーシェフ(副料理長)として働いていたことがあるそうで、「数年前はあるレストランでスーシェフを務めていたんだ。『エミリー、パリへ行く』の脚本を始めて受け取ったとき、“ワオ、これって、僕にピッタリだ!スキルを活かさなきゃ”って思った」とManny the Movie Guyとのインタビューで明かした。
劇中でガブリエルがエミリーに作ってあげるパーフェクトなオムレツは、実際にリュカが作ったものなのだそう。
<3>自然が好きすぎて“森”に移住 羊飼いをしていた事も
『エミリー、パリへ行く』では、パリのど真ん中に住んでいるエミリーのご近所さんのガブリエルを演じているけれど、プライベートでは都会の喧騒よりも、自然をこよなく愛しているというリュカ。
この夏には、数年間暮らしたパリの中心街を離れ、1時間ほど離れたフォンテーヌブローにお引越し。リュカ曰く、彼にとっては“森”のような場所で、米Glamourに「朝には、樹々のざわめきや鳥のさえずりしか聞こえないような場所。シンプルな田舎だよ」と説明している。
ある時には、山小屋で羊飼いをしている人の手伝いをしたこともあるそうで、ヤギのミルクでチーズを作ったりもしていたのだそう。
<4>モデルとしても活躍、有名ブランドの広告にも登場
カイア・ガーバーやエミリー・ラタコウスキーといった有名モデルが所属するマネージメント会社に所属し、モデルとしても活躍しているリュカ。一流ブランド、シャネル(CHANEL)のキャンペーンに起用されたことも。
<5>ハッキリものを言う人が好き
記事執筆時点でリュカはシングル。好きなタイプは、相手の顔色を気にせず、自分の意見ズバズバと言うような人だそう。「コミュニケーションが何よりも大事だと思ってる」というリュカは、思った事を言い合えない関係が苦手だそうで「逃げたり、ドアをバタンと閉めたり、ふくれっ面をして部屋の隅に座っているようなのは好きじゃない。会話を避けるのはNGだよ」とGlamourに話している。
おうちディナーでは、ガンバビーンズ入りのココナッツカレーリゾットを作り、モスコミュールで乾杯したいと、料理男子らしいロマンチックなデートアイディアも明かしている。
リュカは、主演を務めた短編ファンタジー映画『A Matter of Time』の制作がポストプロダクションに入っているほか、アメリカ人作家ポール・ギャリコの人気小説『ハリスおばさんシリーズ』を原作とする映画『Mrs Harris Goes To Paris』(訳:ハリスおばさんパリへ行く)への出演が決まったことが米Deadlineを通じてアナウンスされたばかり。(フロントロウ編集部)