上向きにキュッと上がった「ウィングアイライン」
目尻のラインをキュッとはね上げるのが特徴の「ウィングアイライン」。大人っぽく涼しげな目元を演出することから、セレブをはじめ多くのメイク好きから人気が高いアイメイク。
![画像: 上向きにキュッと上がった「ウィングアイライン」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2020/10/13/5b8733ae9979078cf54a1642692d1af69c253a9c_xlarge.jpg)
しかし、ウィングアイラインは、とにかく目尻のはね上げ部分が難しく、イメージ通りにラインが引けなくてガッカリした経験、誰しも1度はあるのでは? そこで、海外のメイクアップアーティストが、ウィングアイラインでよくある2つのNGポイントと上手に引くコツを紹介した。
NG1.目尻をくるんと上げる
メイクアップアーティストのラボンヌによると、ウィングアイラインを描くときによくある間違いのひとつは、目尻のラインをくるんと上げてしまうこと。
ついやってしまいがちだけれど、ラボンヌは「(目尻のラインを巻いてしまうと)目の印象が変わってしまう恐れがある」と米Allureで説明。
![画像1: NG1.目尻をくるんと上げる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2020/10/13/4167f7c6b7252bc1fb4c5d6f0858c172b24e9f00_xlarge.jpg)
また、ニューヨークを拠点に活躍するメイクアップアーティストのトミーは「(ウィングアイラインの目的は)目尻をキュッと引き上げ、横幅を広げてシャープに見せること」と話し、ウィングアイラインは、必ず斜め上に向かってストレートなラインを引くべきだと強調した。
しかし、アイラインを真っ直ぐ描くことは、メイクに慣れている人でもかなりの至難の業。そこでオススメなのは、目尻にハネ上げラインの終点となる目印をつけること。
![画像2: NG1.目尻をくるんと上げる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2020/10/13/d99eac0fab9cc082f1b21c41d6d5468ec035f699_xlarge.jpg)
トミーいわく、目尻からこめかみまで伸びる直線を思い浮かべ、その終点となる部分にアイライナーで点を描く。あとは、目尻と点を結ぶようにアイラインを真っ直ぐ引けば、キュッと目尻が上がったセクシーな目元になるという。
NG2.まぶたを引っ張りながら描く
もうひとつのよくある間違いが、まぶたを引っ張りながらアイラインを引くこと。
![画像1: NG2.まぶたを引っ張りながら描く](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2020/10/13/1e126f3156e12882df33f12736a4d390e83f0ead_xlarge.jpg)
トミーは「まぶたを指で伸ばす行為は、アイラインの形を歪めるリスクがある」と指摘。また、目を完全に閉じた状態でアイラインを引くのもNG。目の開いたときにラインが隠れたり、ラインがガタガタになってしまうそう。
そのため、アイライナーを描くときは、目を開いた状態で、鏡を真っ直ぐ見ながら描くのがベスト。とくに、たるみ目や奥二重の人は、常に目を開けた状態でアイメイクをするのがオススメだという。
![画像2: NG2.まぶたを引っ張りながら描く](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2020/10/13/cf8e3a5312fbcb796876cadfc1c588a3370c2537_xlarge.jpg)
まばたきが多くて上手く引けない場合は、ハンドミラーを使うのもひとつの手。ラボンヌは「あごの下にハンドミラーを持ち、鏡を見下ろしながら、短く連続したストロークでアイラインを描いてみて。普通にやるより描くやすくなると思う」とアドバイスした。
ウィングアイラインは、引き方を少し工夫するだけで印象がガラリと変わるもの。さっそく普段のアイメイクに取り入れてみて。(フロントロウ編集部)