メーガン妃がここ数年間SNSとは距離を置いていると告白。その理由について説明し、SNS依存とドラッグ依存を比較して、SNSにハマりすぎてしまう人が続出している世間の現状を心配していると語った。(フロントロウ編集部)

メーガン妃は「SNSからの離脱」を選択

 イギリス王室の高位王族の座を3月末で離脱したヘンリー王子の妻メーガン妃は、もうずいぶん長い間、ツイッターやインスタグラムに代表されるSNSアプリを利用していないという。

 10月13日に開催された、米ビジネス誌Fortune主催の『Most Powerful Next Gen Summit』と題されたバーチャル・サミットに講演者として参加したメーガン妃は、難しい決断を下す強さを見出す事や、自分の意見を発することができる事の貴重さや重要さについて、イギリス王室の一員として過ごした過去数年間の体験をほのかに引き合いに出しながら熱弁。

画像: メーガン妃は「SNSからの離脱」を選択

 そのなかで、SNSが個人や世間にもたらす悪影響をに言及し、「自分を保護するために、私はもう長い間SNSを利用していません」と明かしたメーガン妃は、近年、自身がSNSとは距離を置いている理由を説明した。

 「私は、アカウントを持たないという、個人的な選択をしました。だからSNS上で何が起きているかは、知りません。それは、いろんな意味で私にとっては有益なんです」。


SNS依存はドラッグ依存と似ている

 メーガン妃は「SNSの事で頭がいっぱいになってしまっている人が心配で仕方ありません。SNSは、もはや、多くの人々にとって日常文化の一部となっていて、まるで中毒の一種のようです。それを利用している人に“ユーザー”という呼称が当てはまるものは、この世界にはほんの少ししかありません」、「ドラッグを使用している人を“ユーザー”と呼びますが、SNSを利用している人も同じく“ユーザー”と呼びますよね」と、SNSへの依存をドラッグといった中毒物質への依存と比較。

 SNSのアルゴリズムには、人々を中毒状態に陥らせる何かが含まれているようだと語り、昨今、あまりにもSNSに生活を支配されてしまう人が増えていることは、「健全ではない」と独自の懸念を示した。

 女優時代に使っていた個人アカウントを閉鎖して以来、パーソナルなアカウントは所有していないというメーガン妃。高位王族時代にヘンリー王子と一緒に情報発信の場として活用し、離脱後には更新をストップしたインスタグラムアカウント「@sussexroyal」は、あくまでも職務に付随するものであり、夫妻で運営していたわけではなく、スタッフと一緒にチームとして管理していたと説明。

 夫妻がインスタグラムアカウントを開設した当初、その文面のクセなどから、メーガン妃が自分で投稿を行なっているのではないかという説が浮上したが、どうやら、ぜんぶが全部、メーガン妃によって監修されたものというわけではなかったよう。

 メーガン妃はヘンリー王子とともに参加した10月10日のメンタルヘルスデーに合わせたポッドキャスト『Teenager Therapy』でも、「(SNSは)繋がることができる素晴らしい方法だと思う。でも、結果的に多くの分断も生んでる。個人的にも話すことができるね」とSNSへの過剰な依存がはらむ危険性について口にしていた。


母になって変わったこと

 同サミットで、長男アーチーの母となって変化したことはあるかと質問されたメーガン妃は、「面白いもので、より勇敢になれたのと同時に、子供たちが受け継いでいく世界に関して、より心配するようになりました。自分に対してなら寛容でいられることでも、いざ、自分の子供が脆弱な立場に立たされるとなると、同じように寛容ではいられないんです。アーチーのためにこの世界をより良くするにはどうしたらいいんだろう?と、毎日考えています。それは、私の夫も同じなんです」と回答。

画像: 母になって変わったこと

 SNSの件も然り、メーガン妃は、息子アーチーをはじめとする子供たちが繋いでいく未来について心配しているよう。

 メーガン妃と夫のヘンリー王子は、今年7月に自宅の庭で遊んでいたアーチーの姿を撮影したパパラッチ写真を購入した通信社X17を提訴。つい先日、和解が成立し、X17側は一家のプライバシーを侵害したことを謝罪。写真の差し止め命令や裁判費用の一部を支払うことに合意したばかり。(フロントロウ編集部)

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