アリシア・キーズが、ビルボード・ミュージック・アワード(Billboard MusicAwards)でパフォーマンス。その音楽にのせた思いとは?(フロントロウ編集部)

アリシア・キーズが今思うこと

 シンガーのアリシア・キーズが、9月18日にリリースしたアルバム『アリシア』より、「ラブ・ルックス・ベター(Love Looks Better)」を引っ提げ、現地時間2020年10月14日に開催された米ビルボード・ミュージック・アワードで力強いパフォーマンスを見せた。

画像: アリシア・キーズが今思うこと

「ビルボードへのパフォーマンスは、自分達はどこへ向かって成長するのか、過去に自分はどんな人物だったのか、今の自分は誰なのか、自分達はどこへ向かってるのか、自分は誰なのかと表現する様々な方法や、そのままの自分自身を愛すること、どう成長しているのか、様々な瞬間や時間にどう感じるのかについて、話し続けることについてのもの。

これが今、私が表現してることで、それをすごく楽しんでる」

 パフォーマンス前にはこう話していたアリシア。そんな彼女の気持ちにリンクする歌詞の「ラブ・ルックス・ベター」のパフォーマンスでは、レッドのライトを基調としたライティングの中、白く輝くビジュー素材のボディスーツで登場。両サイドに1人ずつダンサーがともない、シンプルであり歌姫アリシアの歌声と力強いメッセージを引き立てるパフォーマンスを披露した。

 ここ数ヵ月はとくに、黒人女性として、アメリカで大規模発生したBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)運動を支持してきたアリシアは、警官に射殺された黒人女性ブリオナ・テイラーのために声をあげたり、NFLとパートナーシップを組み、黒人が経営する企業や黒人コミュニティを支援するための基金を設立することを発表したりしてきた。そんな彼女は、上の息子とは社会の問題について話すことを避けてきたけれど、下の子とは話すようになったと明かしている

 自分の中でもそのような変化があったからこそ、音楽にのせて、自分達について話すことの重要性を伝えた。(フロントロウ編集部)

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