『ザ・ボーイズ』シーズン2で視聴者の度肝を抜いた「ラブ・ソーセージ」。その撮影時の写真を福原かれんが公開。なんとも微妙な雰囲気…。(フロントロウ編集部)

アマプラの人気ドラマ『ザ・ボーイズ』

 ストリーミングサービスが勢いを増す昨今、Amazonプライム・ビデオやNetflix、ディズニープラスなどが多くのオリジナル作品を配信している。Amazonプライム・ビデオでは、『マーベラス・ミセス・メイゼル』や『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』などの作品も人気が高いけれど、今最も勢いのある作品の1つといえば、ドラマ『ザ・ボーイズ』。

 欲と名声にとりつかれたスーパーヒーロー達「セブン」と、彼らを利用してビジネスを展開するヴォート社…。腐敗したヒーロー達に、特殊能力を持たない非公式のグループ「ザ・ボーイズ」が、根性と信念で立ち向かう…。

 同名のアメコミが原作である本作は、その新しいコンセプトと過激なアクションで人気を博しており、現在シーズン2まで配信されている。

シーズン2で話題をさらった「ラブ・ソーセージ」

 配信が開始されたばかりのシーズン2では、物語は大きく展開し、すでに制作が決定しているシーズン3への期待が高まる。そんなシーズン2で話題となったのが、第6話。

 フレンチーの過去が明らかになったこのエピソードでは、フレンチー、キミコ、そしてMMが精神病院であるセージ・グローブ・センターに潜入。元セブンのランプライターと対峙する。そのなかで視聴者をびっくり仰天させたのが、超巨大な男性器「ラブ・ソーセージ」による攻撃! コンパウンドVを投与されて特殊能力をゲットした患者が、伸び縮みする男性器でMMの首を締めあげた。

 シリアスな雰囲気の中でも笑ってしまうこのシーンの撮影には、綿密に制作された3メートル以上の長さの男性器ロボットが使用されたのだけれど、ショーランナーであるエリック・クリプキによると、その開発のためには「制作者や専門家たちが私に、血管の数をどうすべきかといった質問を聞いてくるような長い会議をこなした」という。さらにその後、CGでエフェクトがかけられている。

 デザイナーたちの努力の結晶であるロボットだけれど、画面を通してドラマを見ていた視聴者も驚いたほどなので、撮影現場にいたキャスト達もやっぱり冷静にはいられなかったよう。

「ラブ・ソーセージ」との撮影は…

 キミコを演じた福原かれんが、撮影現場での写真をインスタグラムに公開。そこには、含み笑いをするかれんが。そして、ラブ・ソーセージが首にまとわりついている当事者であるMM役のラズ・アロンソは苦笑い。あまりに特殊な小道具には、フレンチー役のトマー・カポンもその構造がどうなっているのかに興味津々な様子が、後ろ姿からも伝わってくる。そしてよく見ると、ドアの奥にはスタッフと見られる人物がラブ・ソーセージの位置の確認かなにかをしている。

 真面目な撮影現場で、しかしなんだか妙な雰囲気が漂ってしまったことが伝わってくるこの1枚だけれど、かれんは「家族写真に入れなかったって、ラブ・ソーセージに感じてほしくないからね」とコメントを添えていることから、かれんはその撮影を楽しんだよう。

 そんなこともあってか、ニューヨーク・コミコンではエリックが、ラブ・ソーセージとMMのシーンはあれが最後ではないと発言。しかしラズだけは、首を横に振って嫌がっていた。(フロントロウ編集部)

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