2020年7月にラッパーを引退することを表明したロジックが、日本発のゲーム『ポケモン』のカードで、レアなカードを手に入れるために、さすがセレブと言える方法でカードをゲットしていた。(フロントロウ編集部)

ロジックがポケモンカードを大人買い

 2017年5月にミックステープ『エヴリデイ』をリリースし、2018年には『ボビー・タランティーノII』を発表したことで、1年足らずで米ビルボードチャートで1位を獲得したロジック。米ビルボードチャートで1位を取るほかにも、アレッシア・カーラとカリードを客演に招き、自殺防止について訴えかけた楽曲「1-800-273-8255」がヒットするなど、人気ラッパーとしてめきめきと頭角を現わしていた矢先、2020年7月にアルバム『ノー・プレッシャー』のリリースと共に音楽業界から去ることをインスタグラムで発表。

 ロジックは音楽業界から引退する理由について、素晴らしい父親になるためだと語っていたけれど、引退発表から数日後、世界中で人気が高い、ゲーム実況プラットフォームであるTwitchと専属契約を交わしたことを明かしている。

 そんなゲーマーなロジックが、最近ゲットしたものがある。それは、日本発の人気アニメ『ポケモン』のカード。しかもロジックが手にしたポケモンカードは普通のものではなく、初期版のリザードンのカードで、そのなかでも右側に影がない激レアな1枚。そのため、なんとロジックはリザードンのカードを手に入れるために約2、400万円(22万6,000ドル)も注ぎ込んだよう。これは、任天堂関連のアイテムとしては、最高額での取引だったようで、そんな記録も樹立した。

 しかも、激レアなカードを手に入れたロジックの物欲はそこで終わらなかった。ロジックはさらに約250万円(2万3,000ドル)で未開封のボックスをゲット。その様子をインスタグラムで公開して、手に入れたカードを自慢した。

 ロジックがここまでポケモンカードに大金を注ぎ込むのには過去の思い出が関係しているようで「子供の頃、ポケモンが大好きだったけれど、カードを買う余裕がなかったんだ。フードスタンプ(※アメリカで低所得者世帯に対して配布されている食料品購入用のクーポン券)でトレードしようとしていたことを覚えているよ。そして大人になった今、これまで稼いだお金のすべてを貯金してきたことで、子供の頃から愛していたものを楽しむことができるようになった。昔決して手に入れられなかったものを買い戻しているような感じだ。これは物品ではなく経験なんだ」とインスタグラムで高級なカードを買う理由を語った。

 セレブ界にもゲーマーはいるものの、ここまでポケモンカードを集めている人は他にはいない。セレブ界きってのポケモンカードマニアであるロジックは、子供の頃にできなかったことを、今改めて取り戻そうとしている。(フロントロウ編集部)

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