以前アリアナ・グランデとのコラボ曲をリリースしたことがある大御所シンガーのチャカ・カーンが、アリアナとのコラボは二度とするつもりはないと断言。その理由が意外でカッコいい。(フロントロウ編集部)

アリアナ・グランデとの再コラボを“大御所”が拒否

 第62回グラミー賞の年間最優秀アルバム部門にノミネートされた前作の『thank u, next(サンキュー、ネクスト)』に次ぐ、ニューアルバムを10月中にリリースすることを発表したシンガーのアリアナ・グランデ(27)は、いまや音楽界を先導するトップアーティストの1人。

画像1: アリアナ・グランデとの再コラボを“大御所”が拒否

 今をときめくアリアナとのコラボならば、是が非でもお願いしたいというアーティストがごまんといるなか、彼女とのコラボは、二度とするつもりはないと断言した超大物シンガーがいる。

 その人物とは、その驚異的な歌唱力で1970~1980年代に一世を風靡し、“ファンクの女王”の称号を欲しいままにしたR&Bシンガーのチャカ・カーン(67)。

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 「Ain’t Nobody(エイント・ノーバディー)」や「My Funny Valentine(マイ・ファニー・バレンタイン)」といった数々のヒット曲を世に送り出してきたチャカは、ホイットニー・ヒューストンやメアリー・J.ブライジをはじめとする多くの女性アーティストに影響を与えた存在として知られている。チャカはアリアナにとっても、最も尊敬するアーティストの1人。

 アリアナとチャカは、アリアナがサウンドトラックの監修を手がけた2019年公開の映画『チャーリーズ・エンジェル』の劇中歌「Nobody(ノーバディ)」でコラボを果たしている。

 米VladTVとのインタビューで、将来的にほかのアーティストとコラボするか否かとの話題をふられ、アリアナとの再コラボの可能性について質問されたチャカは、「ヤだね! 」と即答。

 続けて、「いや、彼女は申し分ないよ。でも、彼女には私は必要ない。彼女は1人でも充分素晴らしいから」とアリアナの実力を認めるコメントをした。


コラボを望まない理由

 チャカがコラボを望まない相手は、アリアナだけではなく、今後は、ほかの女性アーティストとも一緒に歌う気はないそう。

 その理由について、チャカは、「私はもうほかの女性とは歌わない。女性と一緒に言うことなんかないもの。(言いたい事があれば)1人で言えばいい」と、自身も含め、女性シンガーたちは、誰かの力を借りるのではなく、伝えたいメッセージを自分1人でしっかりと発信するべきだと考えているとVladTVに説明した。

画像: コラボを望まない理由

 「私はオトコについて歌うつもりはない。そういうのはもうやらない。私はもうお嬢ちゃんたちと曲を出すつもりはないね」ともカジュアルに語ったチャカ。

 ちなみに、アリアナとのコラボ曲「Nobody」のリリース後に参加した、2019年10月の米Variety主催のパワー・オブ・ウーマン・ランチョンでは、「Nobody」について、「キュートな曲だよ。世界を変えるような歌じゃないけど。映画の中の曲としては良いよね」と、不必要にアリアナを持ちあげるようなことはせず、率直な感想をコメントして大御所の貫禄を漂わせていた。(フロントロウ編集部)

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