Photo:ゲッティイメージズ、スプラッシュ/アフロ、Instagram
リアリティスターで実業家のキム・カーダシアンが、2016年にフランス・パリで起こった強盗事件のことを涙ながらに振り返った。(フロントロウ編集部)

キム・カーダシアンが強盗事件を振り返る

 2016年10月、フランス・パリで行なわれていたファッションショーに参加するために、リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演するキム・カーダシアンがパリを訪れていた際、キムが滞在しているアパートメントホテルに警察官を装い、武装した男5人が侵入して、金品を奪うという事件が発生。

画像: 事件現場となったホテル「ポルタール」。別名「ノー・アドレス・ホテル/住所のないホテル)とも呼ばれ、キムとカニエは2014年の挙式時にも同ホテルを利用していた。

事件現場となったホテル「ポルタール」。別名「ノー・アドレス・ホテル/住所のないホテル)とも呼ばれ、キムとカニエは2014年の挙式時にも同ホテルを利用していた。

 当時キムの部屋に侵入した犯人たちは、4.5億円相当のキムの指輪や5.6億円相当の宝石類が入ったジュエリーボックスなど、室内にあったすべての宝石類を強盗。被害総額は約10億円以上にものぼると言われている。

 この事件でキムは危害を加えられなかったものの、男らは、キムに拳銃を突きつけて脅し、結束バンドとガムテープを使って両手足を拘束。さらには、キムが恐怖で泣き叫ぶと、顔にガムテープを巻き付けて口を塞ぎ、キムの心に一生残る傷を負わせた。

 そしてこの強盗事件から約4年が経ち、キムは名司会者デヴィッド・レターマンがホストを務めるNetflixのトーク番組『デヴィッド・レターマン: 今日のゲストは大スター』に出演し、当時の心境を明かした。

 キムは誰かが階段をのぼっている足音が聞こえ、すぐにパニックになったそう。その後キムは部屋に入ってきた強盗に結束バンドで手足を縛られ、レイプされると思い覚悟していたという。キムにとって命を奪われるかもしれない絶体絶命のピンチ。キムは当時を振り返り「コートニーのことを考え続けた。彼女が家に帰ってきて、部屋で死体を発見したら一生のトラウマになるかもしれないということを考えていた」と、まさかの姉のコートニー・カーダシアンのことを考えていたということを番組内で明かした。

画像: キム・カーダシアンが強盗事件を振り返る

 普通ならキムと同じ状況に立たされると、自分のことでいっぱいいっぱいになる人の方が大半だろうけれど、キムは最後の最後まで姉コートニーのことを考え、コートニーがトラウマにならないかを心配し続けたという。

 ちなみにこの事件に関与した15~17人は事件が起きた翌年2017年に逮捕されており、盗まれたジュエリーは返ってこなかったものの、キムが初任給で買ったネックレスだけ強盗犯が去っていく時に落としたため手元に戻っている

(フロントロウ編集部)

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