まぶたのタイプに合ったアイシャドウの塗り方
定番のアイシャドウの塗り方といえば、複数のカラーで陰影をつけて奥行きのある目元に仕上げるグラデアイ。このグラデをつくるとき、一重や奥二重、二重などのまぶたのタイプに合った塗り方を取り入れると、より目を大きく見せられるという。
そう話すのは、シンガーのビヨンセをはじめ数多くのセレブに愛されるカリスマメイクアップアーティストのサー・ジョン。サー・ジョンいわく、一重や奥二重、二重などの異なるまぶたのタイプの目を大きく見せるカギとなるのが、縦のグラデにするか、横のグラデにするか。どのタイプのまぶたにもそれぞれの魅力があり、より印象的に見せるにはアイシャドウの塗り方も変わってくるのだという。自分のタイプに合ったメイク法をチェック。
一重や奥二重まぶた:縦グラデアイ
一重や奥二重のまぶたには、上まぶたの目のキワの部分が濃く、そこから眉毛のほうに向かって徐々に薄くなるようにアイシャドウを塗っていく縦グラデアイがぴったり。なぜなら、縦グラデアイには目の縦幅を大きく見せる効果があるから。
サー・ジョンは、「一重や奥二重のまぶたはシャープだから、目を大きく印象的に見せるには、目元の横幅ではなく縦幅を強調することが大事なんだ」と米Byrdieで説明し、縦グラデアイをオススメ。
さらにサー・ジョンは、一重や奥二重のまぶたに縦のグラデをつくるときのポイントも伝授。それは、一番濃い色を塗る目のキワの部分を少し太めに塗ること。一重や奥二重のまぶたでは、アイメイクが隠れてしまうことも多いけれど、これを心がけることでより印象的な目元が完成するよう。
二重まぶた:横グラデアイ
一方、二重まぶたの場合は、横にグラデをつくって目の横幅を強調することが大事だという。横グラデアイとは、上まぶたの目頭の近くが薄く、目尻に向かって濃くしていく塗り方。
その理由についてサー・ジョンは、二重まぶたはすでにまぶたに線が入っていることで縦のグラデがつくりやすいものの、目の縦幅ばかりが強調されてバランスが悪くなることがあると説明。そのため、目を大きく印象的に見せたいなら、横幅も強調できる横のグラデを取り入れるようアドバイスした。
アイシャドウのグラデは、色は変えても塗り方はいつも同じという人も少なくないはず。この機会に、いつものグラデが自分の目元に合っているか見直してみては。(フロントロウ編集部)