美肌づくりに欠かせない美容液。 肌悩みに合わせてしっかりしたものを選びたいけれど、種類が多すぎて、どれが良いのかよくわからないという人もいるのでは? そこで、海外の皮膚科医が肌タイプに合わせた美容液の選び方をアドバイス。(フロントロウ編集部)

揺らぎ肌の心強い味方「美容液」

 日頃からクレンジング、洗顔、保湿、日焼け止めと、丁寧にきちんとスキンケアを行なっているのに、なんだか肌の調子がイマイチ改善されない…。そんなときこそ「美容液」の出番!

 美容液には、肌に嬉しい有効成分が“高濃度”に含まれている。またクリーム状の保湿剤のように密閉性の高い成分を含んでいないため、肌の奥までしっかり浸透し、肌悩みに直接アプローチができると、認定皮膚科医のサプナ・パレップ医師はPreventionで説明する。

画像: 揺らぎ肌の心強い味方「美容液」

 とはいっても、美容液にはさまざまな種類があり「正直、どれを選べばいいかわからない…」という人も多いはず。そこで、今回は肌悩みに合わせた美容液の選び方を海外の皮膚科医たちが紹介した。

悩み1.シミ、肌の色ムラ

 年齢肌の気になるシミや肌の色ムラには、“抗酸化物質”を配合した美容液がオススメ。肌をトーンアップし、外的刺激から肌を守ってくれる。とくに、コウジ酸、グリコール酸、乳酸、甘草エキス、イソフラボンなどの植物エキスには、肌の色ムラを補正する働きがあるという。

画像: 悩み1.シミ、肌の色ムラ

悩み2.乾燥

 乾燥には、こっくりとしたクリーム状の美容液がオススメ。なかでも「皮膚に水分を引き寄せる“ヒアルロン酸”、セラミドを増加させる“ナイアシンアミド”、外的刺激によるダメージを和らげて肌を保護する“ビタミンE”を含むものが良い」と認定皮膚科医のラミヤ・コリパラ医師は言う。

悩み3.肌荒れによる赤み

 頬の赤みや色素沈着、ニキビ跡には、低刺激性の美容液がオススメ。コリパラ医師は「赤みが出やすい敏感肌の人は、緑茶、甘草エキス、アロエベラなどの抗炎症成分を含むものを探して」と助言。また、肌への負担を減らすためにも、できるだけ無香料や防腐剤フリーを選んだほうが安心。

画像: 悩み3.肌荒れによる赤み

 とくに肌の弱い人は、刺激の恐れとなるレチノールや酸を含む美容液は控えるべき、とイリノイ州を拠点を置く皮膚科医のジェシー・チュン医師は忠告する。

悩み4.ニキビや吹き出物

 ニキビや吹き出物には、ノンコメドジェニック(※)かつ油分を含まない美容液がオススメ。パレップ医師によると、とくにピーリング効果のあるグリコール酸、肌のターンオーバーを促進するレチノールなどを含むものを使うと、ニキビ治療薬の効果を最大限に引き出すことができるそう。

 乾燥が気になる場合は、保湿効果の高いヒアルロン酸、炎症を抑える働きをもつナイアシンアミドなどを配合した美容液も、これらの肌トラブルを改善する強い味方になってくれるそう。

画像: 悩み4.ニキビや吹き出物

悩み5.小じわやほうれい線

 目元や口元の小じわ、ほうれい線などの年齢サインには、ハリとうるおいを与えるパワフルな美容液がオススメ。認定皮膚科医のメラニー・パーム医師は「レチノール、グリコール酸、バクチオールなどの成分は、コラーゲンの生成と肌のキメを整えるのに役立つ」とアドバイス。

 また、ヒアルロン酸やセラミドなどは水分保持力が高いため、ふっくらとしたハリ感のある肌に導いてくれるとも話している。

 自分の肌タイプに合わせて、必要な美容成分や注意点さえマスターすれば、実は美容液選びはそこまで難しくない。最近なんだか肌の調子が気になると思ったら、ぜひ美容液を取り入れてみて。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.