アメリカのユニバーサル・スタジオで働いていたという元クルーが、ディズニーとユニバーサル・スタジオではどちらのほうが裏側で色々起こっているのかという質問に答えた。(フロントロウ編集部)

ディズニーとユニバーサル・スタジオの裏側

 世界各国にはそれぞれテーマパークがあるけれど、アメリカ発のディズニーランドとユニバーサル・スタジオはアメリカ国外にも進出し、世界的人気を博している。広大な敷地の中で子供から大人までが楽しめるアトラクションやイベントがあり、日常を忘れられる夢のような空間として多くのファンや子供連れなどから支持を集めるテーマパークだけれど、そこで働く従業員にとっては、パークでの時間は仕事であり夢ではなく現実。

画像: ディズニーとユニバーサル・スタジオの裏側

 従業員による裏話エピソードは数多くあり、お互いの舞台裏でのウワサも耳に入ることもあるよう。アメリカのユニバーサル・スタジオで働いていたという人物に向けて、1人の人物が米Reddit上で、「ディズニー・ワールドの従業員による恐怖エピソードって多いよね。一見すると子供達のパラダイスに見えるけれど、舞台裏では多くの薄暗いことが起こってる。なにか似たようなことを知ってる?」と質問。すると回答者は、まずこんなことを。

「ディズニーのほうが、やっぱり怖いエピソードは多いと思う」

 ユニバーサル・スタジオといえば、フロリダ州オーランドにあるユニバーサル・オーランド・リゾートが1番大きく、その広さは840エーカー(約3㎢)程度。東京ディズニーランドが0.51㎢なので、6倍の広さなのだけれど、同じくフロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは、なんと脅威の2万7,000エーカー(約110㎢)を誇る。ユニバーサル・スタジオでもディズニー・ワールドでも、そこで働く従業員はプロフェッショナルだけれど、広ければ広いほど仕事が大変になることも想像できる。

ユニバーサル・スタジオで働く苦労とは?

 しかしもちろん、どんな職場でも悩みや苦労はある。ディズニー・ワールドの方が色々と起こっていると話した回答者だけれど、話題はユニバーサル・スタジオでの苦労話に。回答者によると、1番苦労したのは人間関係だという。

「裏で1番苦労したのは、チームメンバーとかチームリーダー、スーパバイザーの態度かな。すべての仕事にその人達がいるんだけど、地位の高い人は低い従業員に対して、子供に話すかのように見下したような話し方をするんだ。言っておくけど、全員じゃないよ。でもそういう人達はいつもいる」

画像: ユニバーサル・スタジオで働く苦労とは?

 力関係がある人間関係での態度というものは、どこでも悩みの種になりがち。どんな会社も人間関係が大変というが、職場がユニバーサル・スタジオでもそれは同じよう。また、巨大なテーマパークらしいハプニングも明かした。

「2014年の(祝祭日である)マルディグラに(ロックバンドの)コレクティヴ・ソウルが出た時に仕事だったんだけど、あるフロアに不審な荷物があって、ほぼすべての駐車場が2時間もシャットダウンされたこともあった。その荷物は何でもなかったんだけどね。でもあれはクレイジーな夜だった(笑)」

 特別な休日に、通常の家族層だけでなく、音楽好きが集まるイベントで、巨大な駐車場が2時間もシャットダウン…。その時の現場の混乱ぶりを想像するとぞっとするようなエピソードだけれど、もはや笑い話になっているよう。ゲストに非日常を提供するテーマパークだけれど、やっぱりその裏側は大変そうだ。(フロントロウ編集部)

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