映画『ミッション:インポッシブル』シリーズなど人気作品に出演する俳優のトム・クルーズが、出世作である『トップガン』での貢献が認められ表彰された。(フロントロウ編集部)

『トップガン』の功績が認められる

 映画『ミッションイン:ポッシブル』など多くの代表作を持つ俳優のトム・クルーズの出世作といえば、1986年に公開された映画『トップガン』。トムがマーヴェリックことピート・ミッチェルを演じた『トップガン』は、アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称“トップガン”に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々が描かれた映画。

画像: 『トップガン』の功績が認められる

 『トップガン』は、撮影するにあたり本物の海軍の力を借りたうえ、映画が大ヒットしたため、公開された当時は、トムや映画に憧れてアメリカ海軍への入隊を希望する人が急増。そんなアメリカ海軍とは切っても切れない縁を持っている映画『トップガン』で主演を務めたトムと映画を手がけたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、その功績が認められアメリカ海軍の名誉海軍飛行士となった。

 名誉海軍飛行士は、これまで34名にしか与えられてこなかったけれど、トムとジェリーは『トップガン』での功績が認められ手にすることができた。

画像: 左からジェリー・ブラッカイマー、ジョニー・デップ、トム・クルーズ。

左からジェリー・ブラッカイマー、ジョニー・デップ、トム・クルーズ。

 トムは『ミッション:インポッシブル』の撮影のため、オンラインでの参加となったが、ロサンゼルスのパラマウント・スタジオで行なわれた授賞式で海軍航空隊は「映画の歴史の中で、1986年のパラマウント・ピクチャーズの映画『トップガン』ほど象徴的な航空映画はありません。そのキャラクターや会話、そしてイメージは、全世代のアメリカ人の心に根づいています。この映画は何百万人もの人々の心を捉え、海軍航空隊の採用に大きなプラスの影響を与えました」「海軍航空隊を大いに宣伝および支援し、空母と海軍航空機を大衆文化に取り入れました」とトムやジェリー、そして『トップガン』を称え表彰した。

 2021年7月には、『トップガン』の公開から30年以上ぶりに制作された続編『トップガン:マーヴェリック』の公開が控えている。『トップガン:マーヴェリック』は、トム演じるマーヴェリックがしばらく表舞台から遠ざかっていたものの、かつて輝かしい功績を打ち立ててきたその腕を見込まれ、トップガンの教官として重要なミッションを任命され、帰還するというストーリーで、この作品でも前作に続き海軍に力を借り、現役の海軍の隊員たちとトレーニングに励んだ。

(フロントロウ編集部)

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