『ハリー・ポッター』シリーズで長きにわたってドラコ・マルフォイを演じてきたトム・フェルトンがマルフォイについて語った。(フロントロウ編集部)

「マルフォイにはハグが必要なんだ」

 2001年に公開された第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』から、最後の作品となった2011年公開の第8作目『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』まで、およそ10年にわたってドラコ・マルフォイを演じた俳優のトム・フェルトン

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 先日、ある海外ファンがシリーズ8作品におけるマルフォイの総出演時間が“たったの31分”だったことを算出したことが話題になるほど、映画内でオーディエンスに強烈な印象を残したマルフォイは、悪役ながらもファンに最も愛されているキャラクターの1人となっているけれど、そんな彼を10年間演じてきたトムは今、マルフォイにどんな印象を抱いているのだろうか?

 今回、トムが米ETとのインタビューに応じて、長きにわたって演じてきたマルフォイについて言及した。

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 トムはマルフォイについて、「彼は素晴らしいよ」と称賛した上で、「彼はあらゆる側面を持っていて、誤解されているところがある。ちょっと子供っぽいところもあるよね」と説明。

 「彼にはハグが必要なんだ。彼は可哀想だと思われていると思うんだけど、彼には愛が必要なんだよ。いずれにせよ、僕は(演じられたことを)とても嬉しく思っているし、彼のそうした欲求を埋めるためにベストを尽くしたつもりだよ」とトムは続けて語り、マルフォイについての自身の見解を振り返った。

『ハリポタ』キャストで同窓会をしたい

 トムは同じインタビューのなかで、1作目の公開から来月11月で19年が経とうとしていることを受け、当時のキャストたちと再会したいと考えていることも明かしている。

 最近、フレッド・ウィーズリーを演じた俳優のジェームズ・フェルプスと、ジョージ・ウィーズリーを演じたオリバー・フェルプスの2人に会ったそうで、「一緒にゴルフをしたんだ」とトム。「他のキャストたちとも、いつも(チャットアプリの)WhatsAppで話をしているよ。連絡は取り続けていて、元気かどうか確認しているんだ」と続けて語り、キャストたちとは今も連絡を取り合う仲だと明かした。

画像: 映画『ハリー・ポッター』シリーズで双子のジョージ・ウィーズリーとフレッド・ウィーズリーを演じた、同じく双子のオリバー・フェルプス(左)と、ジェームズ・フェルプス(右)。

映画『ハリー・ポッター』シリーズで双子のジョージ・ウィーズリーとフレッド・ウィーズリーを演じた、同じく双子のオリバー・フェルプス(左)と、ジェームズ・フェルプス(右)。

 「11月14日で(1作目が公開されてから)19年を迎えるなんて、素晴らしいよ。オンラインで同窓会ができないかなって計画しているんだ。古い友人たちを集めて、この記録を祝福したいと思ってる」とトムは続けて語り、来たる19周年に向けてキャスト同士でオンラインでの同窓会を計画していることを明かした。

 10代に満たない頃から共演してきたキャストたちもおり、一緒に青春時代を過ごしてきた彼らにとっては、トムの計画が実現すれば文字通りの“同窓会”になる。映画を通じて成長を守ってきたファンも大興奮間違いなしのこの同窓会は果たして実現するのか? 実現するとしたら、どんなメンバーが集まるのだろう。(フロントロウ編集部)

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