Photo:ゲッティイメージズ、ニュースコム、Instagram
ボン・ジョヴィの元ギタリストであるリッチー・サンボラが、今後バンドへの復帰はあるのかについて語った。(フロントロウ編集部)

リッチー・サンボラがボン・ジョヴィへの復帰について語る

 1983年にデビュー曲「Runaway(邦題:夜明けのランナウェイ)」をリリースして以来、今もなお第一線で活躍するアメリカのロックバンド、ボン・ジョヴィ。2018年には今までの功績が認められ、ロックの殿堂入りを果たし、2020年にはニューアルバム『Bon Jovi 2020(ボン・ジョヴィ2020)』をリリース。

 まだまだ衰えを知らないボン・ジョヴィ。その中でも代表するメンバーといえば、やはりフロントマンのジョン・ボン・ジョヴィ。だけれど、彼の相方ともいえる存在なのは、元メンバーのリッチー・サンボラ。リッチーはこれまでボン・ジョヴィの代表曲である「Livin' on a Prayer(リヴィン・オン・プレイヤー)」や「It'sMy Life(イッツ・マイ・ライフ)」をはじめ、「Bad Medicine(バッド・メディシン)」や「You Give Love a Bad Name(ユーギブ・ラブ・ア・バッド・ネーム)」などの名曲を手がけてきたけれど、アルコール依存症や家庭の問題もあったうえ、最終的にはライブにも姿を見せなかったことから2013年に脱退。

画像1: リッチー・サンボラがボン・ジョヴィへの復帰について語る

 その後、リッチーの後任としてフィルXがバンドにギタリストとして加わるものの、リッチーの演奏を恋しがる人が多く、いまだにボン・ジョヴィに復帰してほしいと願うファンが後を絶たない。

 ジョンもリッチーに対する思いが強く「リッチーが生活をきちんとさせてバンドに残ってくれていたら、と願わない日はない」とドイツのRock Antenneのインタビューで語っていたほど。

 多くの人がリッチーの復帰を望んでいるけれど、実際にボン・ジョヴィに戻る気配はなし。リッチーはボン・ジョヴィへの復帰についてどう思っているのか英Daily Mailにこう答えた。

「特別な状況でなければ(ボン・ジョヴィに)戻らないけれど、(復帰は)考えていないということではない。バンドに敵意はないからね」

 実際にリッチーはロックの殿堂入りを果たした時に、約5年ぶりにボン・ジョヴィのメンバーと一緒にセッションし、多くのファンを沸かせた。また、英Daily Mailのインタビューでは、ジョンとの関係を夫婦に例え「長年連れ添った夫婦みたいに、浮き沈みがあった」と語り、「ジョンと僕が曲を書いていたから、彼とは家族以上に一緒に過ごしたよ」とジョンとの思い出も話した。

画像2: リッチー・サンボラがボン・ジョヴィへの復帰について語る

 今はないにしても、今回のインタビューでボン・ジョヴィへの復帰の可能性はゼロではないと語ったリッチー。今後リッチーがボン・ジョヴィに帰ってくる日が来るようなことがあったら、世界中で大ニュースになることは間違いない。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.