ハンバーガーを注文したはずが…
カナダのトロント在住の女性が、二日酔いの状態でマクドナルドのハンバーガーを注文した結果がヤバすぎると話題に。マクドナルドではトッピングを増量したり、抜いたりする裏技を駆使して、自分だけのオリジナルのバーガー、いわゆる「裏メニュー」を注文することができるが、この女性客の場合、色々と抜きすぎてしまったようだ。
「昨晩、2人でちょっと酒を飲んだんだけど、妻のケイティはマクドナルドのハンバーガーを食べて酔いをさまそうとしたらしい。ちなみに、(ハンバーガーをオーダーする時)彼女はピクルスやオニオンを抜くタイプなんだ。で、彼女が注文したのがこれ」というコメントとともに、女性客の夫を名乗る男性がインスタグラムに投稿した写真に写っていたのは、ほぼ空っぽのプラスチックのパッケージとケチャップ2個。
そして、レシートにはこう書かれていた。
ハンバーガー
・バンズ抜き
・マスタード抜き
・オニオン抜き
・ピクルス抜き
・パティ抜き
マクドナルドのハンバーガーは、バンズと呼ばれるパンとミートパティ(肉)、オニオン、ピクルス、マスタード、ケチャップという6種類の素材と調味料によって構成されている。つまり、投稿者の妻は6項目中、5項目を“抜き”で注文してしまったのだ。
店頭で購入していたらこんなことにはならなかったかもしれないが、ウーバーイーツ(UberEats)を使って注文したため、要求通りの品が届くことになってしまったよう。結果的に手元に残ったのはケチャップだけだが、一応、“ハンバーガーを注文した”ということになってるので、通常のハンバーガーの料金をフルで請求されたとのこと。
ちなみに、投稿者の写真に写っていたケチャップがマクドナルド製ではなくハインツ製だったことから、「これはフェイク(ヤラセ)なのではないか?」と指摘する声もあるが、複数のカナダ在住者が「市内のいくつかの店舗でハインツのケチャップを使っているところがある」ことを証言しており、投稿者も「ウソではない」と疑惑を否定。また、見慣れないプラスチックのパッケージは朝食メニューに使用されているものだそう。
過去にはチーズバーガーの「チーズのみ」を受け取った人も
この件は2020年に起きたことだが、その約3年前、イギリス在住の男性も現地のマクドナルドで似たような経験をして話題になった。この男性の場合は確信犯で、「バンズやパティ抜きというリクエストにもこたえてくれるのか?」という興味本位から、“チーズ以外全部抜き”でチーズバーガーを注文したところ、チーズだけを渡されるという結果に。そして、やはり料金は通常のチーズバーガーの料金をフルで請求されたという。
I ordered a cheese. Not sure what I expected. pic.twitter.com/3MxyKHNIw4
— Merchant (@Merchant_MTG) March 13, 2017
こういった「ほぼ全部抜き」の注文を店員側もおもしろがっている節があり、とあるウーバーイーツの配達員はカナダの女性の出来事を報じた現地メディアblogTOに、「こういうのはよくあることだよ。自分の場合は、塩とコショウ、砂糖の小袋だけ運んだことがある。あと、クッキー1枚とかね」と、じつは世間の人たちが思っている以上に“あるある”だと語っている。
※2020年10月23日に最初に掲載されたアーカイブ記事です。