今までのまつげパーマを超えた「ケラチンラッシュリフト」
ケラチンラッシュリフトとは、次世代まつげパーマとも称されるまつげをカールさせる施術のことで、ここ数年欧米のまつげサロンで次々と導入され、人気が急上昇している。その人気の理由は、これまでのまつげパーマの欠点だった部分が改善され、よりたくさんのメリットがあること。
どんなメリットがあるかを教えてくれるのは、ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルであるジャスミン・トゥークスやモデルのナオミ・キャンベルなど多くのセレブが通うNYのまつげサロン「エンヴィアス・ラッシュ」の創設者であるクレメンティーナ・リチャードソン。毎日7~10人のクライアントにケラチンラッシュリフトの施術を行なうというクレメンティーナが明かしたそのメリットとは?
まつげが傷みにくい
ケラチンラッシュリフトの魅力のひとつが、まつげが傷みにくいこと。それは、従来のまつげパーマのパーマ液と大きな違いがあるから。
クレメンティーナは、「従来のまつげパーマは、合成アルカリ剤などを使ったパーマ液を使用することでまつげがチリチリになったりとダメージを与えることも多かったけれど、ケラチンラッシュリフトは、まつげの主成分でもあるケラチンでつくられた液を使うのが特徴なの」と米Byrdieで説明。それにより、ダメージを大幅に軽減するだけでなく、むしろマツ育しながらカールさせることができるという。
根元から上向きにカールしたまつげに
まつげに優しい成分でカールさせるとなると、カール力が弱いのではと思いがちだけれど、ケラチンラッシュリフトはカール力も抜群。
クレメンティーナによると、今までのまつげパーマはまつげをゆるやかにカールさせるものだったのに対し、ケラチンラッシュリフトはまつげを根元からしっかり立ち上げてくれるのが特徴。この根元から上向きにカールさせる技術によって、よりぱっちりとした目元をつくることができるという。
最長2ヶ月も長持ち
これまでのまつげパーマの持続期間は通常3~4週間ほどだったため、維持し続けるにはこまめにサロンに通わないといけなかったけれど、ケラチンラッシュリフトは比較的長持ちしやすくメンテナンスが少なくて済むというメリットも。
その持続期間についてクレメンティーナは、「個人差があるもののケラチンラッシュリフトは、約1ヶ月半~長くて2ヶ月もの期間カールをキープすることができる」と話した。ただし、施術直後48時間はまつげを濡らしてはいけないなどのルールもあり、これができなかった場合は、カールがとれやすくなることもあるそう。
まつげを傷めずにしっかりカールしてくれるケラチンラッシュリフト。日本でも導入されているサロンが増えているので、気になる人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)