スウェーデン王室の王女母娘の「リンクコーデ」に熱視線
スウェーデンの国王カール16世グスタフと王妃シルヴィアの長女であり、皇太子であるヴィクトリア王女(43)が、長女エステル王女(8)を連れストックホルム市内に新設された橋「Guldbron(ゴールデン・ブリッジ)」の開通イベントに出席。
ファッションアイコンとしても注目を浴びるヴィクトリア王女は、カール国王も出席し、親子3代での公務となった同イベントで、エステル王女との“親子リンクコーデ”を披露し、注目を集めた。
全身をキャメルカラーで統一した、洗練されたワントーンコーデにゴールドのフープイヤリングがきらりと光る優雅かつキリッとした印象の着こなしで登場したヴィクトリア王女。
エステル王女もヴィクトリア王女と同じキャメルのコートを主役に、スカーフ、手袋、ブーツはブラックをチョイスして、8歳とは思えない大人びたスタイルを披露した。
エステル王女は、タンカラーのレザーとタータンチェックの素材を組み合わせた、馬のデザインが配されたクロスボディバッグを持参。写真では分かりづらいが、ヴィクトリア王女も、同様のデザインのクラッチバッグを持っており、コートだけでなくバッグもおそろい風だった。
ヴィクトリア王女が着用していたキャメルカラーのコートは、イタリア発のブランド、Max Mara(マックス・マーラ)のもので、日本円にして約21万6千円。
3年前の40歳の誕生日には、H&Mで4500円で販売されていたサンダルを履いて民衆の前に登場し、庶民派ぶりが話題になったが、今回の公務では、“ロイヤル価格”なアイテムを着用していた。
エステル王女のコートのブランドや価格は不明だが、ダブルバックルのゴツめなデザインのブーツは、イタリアの高級子供靴ブランドGallucci(ガル―チ)のもので、約2万5千円で販売されているものだった。
ちなみにカール国王は、この日、全身ブラックのコーディネートでイベントに参加しており、エステル王女がキャメル×ブラックの2色を組み合わせた着こなしで登場したのは、ヴィクトリア王女とカール国王の着こなしのカラーリングを両方取り入れたためという可能性も考えられる。
スウェーデンは、ヨーロッパ諸国の中でもいちはやく調子優先の王位継承法に改正した国。女性も国王の座につくことができるため、カール国王の第1子であるヴィクトリア王女が王位継承位第一位の法廷相続人であり、ヴィクトリア王女の第1子であるエステル王女は第二位。特異な事態が起こらないかぎり、それぞれ将来女王として国を治めることが約束されている。
弟のオスカル王子(4)とともに天使のような愛らしさと称されるエステル王女は、これまでにもたびたび、ヴィクトリア王女とのリンクコーデが話題に。
7月に行なわれたヴィクトリア王女の43歳のバースデーでは、ヴィクトリア王女と同様、白地にフローラルの刺繍が入ったコットンのワンピースをバッチリ着こなしていた。
(フロントロウ編集部)