オスカー俳優のニコール・キッドマン
ニコール・キッドマンはアメリカのハワイ生まれのオーストラリア人俳優。2002年に公開された『めぐりあう時間たち』でオーストラリア人として初めてオスカーを受賞し、ゴールデン・グローブ賞では5度、エミー賞では2度の受賞を果たしている。
映画『アイズ・ワイド・シャット』や『ムーラン・ルージュ』、『ある少年の告白』など数多くの名作に出演し、2017年から2019年にかけて配信されたドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』は演技も作品そのものも高い評価を得た。
そんな彼女は、ハリウッドに進出してから強制された縮毛矯正に後悔の念を感じているという。
髪を真っ直ぐにするように圧力
豪シドニー・モーニング・ヘラルドの取材に対し、かつてハリウッドで髪の毛を真っ直ぐにするように圧力をかけられていたと告白したニコール。
「縮毛矯正で髪の毛をぐちゃぐちゃにしなければよかったと思う?そうね」と、自分の髪にダメージを与えてしまったことに対する後悔の色をにじませた。
ニコールはもともとは細かいカールが効いた髪質。けれども映画会社によって髪の毛をまっすぐするように圧力をかけられていたため、かなりの頻度で髪にダメージを与えてきたという。そのため、現在ではあまり地毛を見せることは少ない。
ニコールはまた、後悔しているであろう別の事柄ついて率直に語った。彼女は、「もっと太陽(を浴びすぎること)に対して気をつかっておけばよかった」としつつ、「自分が何を学んだか喜んで共有したいかって?もちろんそう」と語り、過去の失敗を成長のために共有した。ニコールは2007年ごろ足に皮膚がんを患っていたといわれ、それ以降は日焼け止めを頻繁に使用するなど、かなり日焼けについては力を入れているよう。
ニコールは今後Huluのシリーズ『Nine Perfect Strangers』や『The Undoing』などに出演予定。(フロントロウ編集部)