ロマコメの帝王として、数々の恋愛映画に出演してきた俳優のヒュー・グラントが、『ノッティングヒルの恋人』の続編制作に前向きだということを明かした。しかし、ヒューが想像しているストーリーがリアルすぎる。(フロントロウ編集部)

※この記事には『ノッティングヒルの恋人』のネタバレが含まれます

ヒュー・グラントが思い描く『ノッティングヒルの恋人』の続編

 映画『ラブ・アクチュアリー』や『ブリジット・ジョーンズの日記』、『ラブソングができるまで』などの数々の名作に出演し、ロマコメの帝王の名をほしいままにしている俳優のヒュー・グラント

画像: ヒュー・グラントが思い描く『ノッティングヒルの恋人』の続編

 長年ロマコメの帝王として君臨してきたヒューが、これまで出演してきた作品の中でも、人気なのが『ノッティングヒルの恋人』。この作品はジュリア・ロバーツ演じるハリウッドの大女優のアナと、旅行専門の本屋を営むヒュー演じるウィリアムがロンドンの街角でぶつかったことがきっかけでロマンスに発展するという夢のある恋愛映画で、今もなお名作として語り継がれている。

画像: POLYGRAM / Album/Newscom

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 劇中ではアナが妊娠して、ハッピーエンドで終わった王道のラブコメだけれど、映画が公開から20年の時を経て、ヒューが『ノッティングヒルの恋人』の続編について考えていることをHBOで放送されるドラマ『ザ・アンドゥーイング(原題:The Undoing)』のQ&Aセッションの中で語った。

 ヒューはインタビュアーからの「もう一度ロマンチック・コメディに出演しませんか?」との質問ついて「映画が終わった後に何が起こったのかを見せる、僕自身のロマンチック・コメディの続編を作りたいと思う。彼らが全員ハッピーエンドで終わったというひどいウソを暴くためにね」と、なかなか辛口なコメントを残した。

 続けてヒューは『ノッティングヒルの恋人』を例にあげ「僕とジュリアが高額な弁護士を雇い、子供の親権争いをして、涙でいっぱいのおぞまじい離婚劇をやってみたいね。心理的に永遠に残るような。そういう映画なら喜んでするよ」と、ジョークを交えながらハッピーエンドで終った『ノッティングヒルの恋人』の続きをやりたいということを明かした。

 ヒューは今回『ノッティングヒルの恋人』を引き合いに出し、ロマコメのその後の話を描いた作品なら出演したいと話したけれど、きっと多くの人が思い描く『ノッティングヒルの恋人』のアナとウィリアムのその後と、ヒューが思い描くものは180度違うものだろう。(フロントロウ編集部)

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