ザ・ヴァンプスが全英アルバムチャートの1位を獲得
ザ・ヴァンプスが10月16日にリリースした通算5作目となる最新アルバム『チェリーブロッサム』で全英アルバムチャートの首位を獲得した。
これは、ザ・ヴァンプスにとって2017年にリリースしたサードアルバム『ナイト&デイ(ナイト・エディション)』以来、2作目の全英1位となっており、これまでに発表した5枚すべてのアルバムがTOP10内にチャートインするという輝かしい記録も更新した。
ボーカルのブラッド・シンプソンは全英1位獲得を受けて、「どれだけ感謝しているか言葉では言い表せない。このアルバムを実現させてくれたチームを愛しています。制作に費やした2年とみんなの愛のおかげでこのアルバムをリリースすることができた。それたけで十分です。みんなを愛しています」とコメントして、ファンへの感謝を述べた。
日本語で“桜”を意味するタイトルがつけられた『チェリーブロッサム』は日本にインスピレーションを受けた作品となっており、ギタリストのジェイムズ・マクヴェイは先日、フロントロウ編集部とのインタビューで本作について、日本に滞在していた時に「僕らの中の新しい部分を刺激して、桜をテーマにしたアルバムを作りたいと思うようになった」と明かしている。
ザ・ヴァンプスは、2021年4月から9日間にわたる全英ツアーを開催することを発表しており、本格的なライブ再開に向けた準備を進めている。
フロントロウ編集部とのインタビューでジェイムズがアルバムのテーマについて「再生や若返り、僕らの新しいチャプターについてのものになっている」と語っていた通り、ザ・ヴァンプスは本作で全英1位を獲得したことで、新しいチャプターに向けて幸先の良いスタートを切ったと言える。(フロントロウ編集部)