秋冬になると気になる濃いカラーのリップを使うとき、メイクにちょっとしたコツを取り入れることで全体のバランスがぐっとよくなるという。大胆カラーのリップメイクでも失敗せずに仕上げる、簡単なコツをプロが明かした。(フロントロウ編集部)

プロが濃いリップを塗るときに心がけていること

 ただ唇に塗るだけでメイクをぐんと華やかにしてくれる、赤やバーガンディ、ブラウンなどのしっかり発色する大胆なリップカラー。とくに秋冬は、ファッションもどこかシンプルになりがちなため、こっくりとした濃い色リップに挑戦したくなるもの。一方でそんなリップカラーには、唇だけが浮いて見えてしまうという難点がある。

画像: プロが濃いリップを塗るときに心がけていること

 人気モデルのジジ・ハディッドロージー・ハンティントン・ホワイトリーなどを手がける、超売れっ子メイクアップアーティストのパトリック・タは、自身の名を冠したブランドでも高発色の濃い色リップを発売するなど、リップを主役にしたメイクの達人。そんなパトリックが濃いカラーのリップを使うときに気をつけていると話すのが、チークの塗り方。

リップに合わせてチークも濃く塗る

 唇の色が濃いめだと、なんとなくチークは控えめにしたほうがいいのかなと思いがちだけれど、むしろその逆だという。

 パトリックは、「濃いリップカラーを使うときにチークが薄いと、頬の印象がかき消されてしまうから、唇だけが浮いて見えてしまうんだ」と英Glamourに話し、チークも同じく濃いめに塗ることをオススメ。リップに合わせてチークの濃さも調節することで、リップの色が浮かないバランスのよいメイクに仕上がるという。

画像: リップに合わせてチークも濃く塗る

 ただし、チークを濃く塗るときには忘れてはいけないステップもある。それは、しっかりと肌になじませること。パトリックは、チークを塗った部分の境界線が目立たないよう、ブラシやスポンジ、指などでしっかりブレンドするよう勧めた。

チークを入れる範囲も広めに

 チークは濃さだけでなく、入れる範囲も少し広めにするようアドバイス。パトリックは、メイクによっては頬骨よりも少し上のゾーンにだけチークを入れることもあるというけれど、濃いカラーのリップを塗る場合はニコっと笑ったときに膨れる頬のあたりを中心に、丸く円を描くようにチークを広めに入れるようにしているそう。

 プロが教える、高発色のリップを取り入れるときのコツ。いつものチークを濃くするだけでバランスがよくなるので、主張するリップカラーを取り入れるときはぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)

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