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クリス・ヘムズワースが、怒涛の2020年を穏やかに終えるための5つの「アファメーション」をシェア。ちょっとクスッとくる内容にマーベル仲間も反応。(フロントロウ編集部)

カオスだった2020年を穏やかに終えるための「アファメーション」

 オーストラリアで発生した大規模な森林火災に始まり、新型コロナウイルスの世界的蔓延、それによる東京オリンピックをはじめとするさまざまなイベントの延期・中止、Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)の激化など、ヘビーな出来事が連発し、重苦しい雰囲気が漂った2020年。

 日常生活では、新しい生活様式やソーシャル・ディスタンスのルールへの順応を余儀なくされ、多くの人々が、これまであたりまえにできていたことが思うようにできなくなるという不便や、対人コミュニケーション不足による不安や人恋しさなどを経験することとなった。

画像1: カオスだった2020年を穏やかに終えるための「アファメーション」

 何かとストレスが多かった2020年も残すところあと2ヵ月を切るなか、『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』シリーズといったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品への出演で知られる俳優のクリス・ヘムズワースが、混沌とした2020年をこれ以上最悪なものにしないために、ぜひ人々に実践して欲しい5つの「アファメーション」を紹介。ダークユーモアを込めた動画を通じて、心穏やかに残りの日々を乗り切ろうと呼びかけた。

画像2: カオスだった2020年を穏やかに終えるための「アファメーション」

「アファメーション」とは?
 メンタルヘルスやウェルネスの分野でよく使われる「アファメーション(Affirmation)」とは、日本語に訳すと「肯定的な自己暗示」、「肯定的な自己説得」、「肯定的な自己宣言」という意味。
 なりたい自分になるための、言葉による“思い込み”づくりのことで、ポジティブ思考を築く“呪文”のようなもの。


クリス・ヘムズワースが指南、コント仕立ての5つの「アファメーション」

 クリスが、5つの動画を通じて提唱したのは、『絶対的に、確実に、いや多分、もしかしたら、2020年をこれ以上最悪なものにはしないアファメーション』と名づけた、ユーモアを交えた下記の5つのアファメーション。

「呼吸をしよう、いやしないほうがいい」

「虫ではなく、可能性を吸い込もう」

「カオスと一体化せよ」

「すべてはバランス」

「抵抗せずに受け入れよう」

 クリスがヨガや瞑想のインストラクターの語り口を意識しながら、野太くシブい声で解説する映像は、心の穏やかさを取り戻そうと励むクリスに、子どもや愛犬が茶々を入れたり、雄大な自然の力に阻まれたりと、思わずクスッと来てしまうお茶目でふざけた演出がちらほら。

 「虫ではなく、可能性を吸い込もう」というアファメーションを紹介した、クリスが鮮やかなピンク色の花に囲まれて瞑想をしようとする動画では、2019年末に初めてアメリカ国内に侵入した外来種であり、じわじわと生息規模を拡大していることで人々をパニックに陥れている“殺人バチ”ことオオスズメバチに心を乱されるというジョークを披露。

 せっかく落ち着ける場所を見つけ、「可能性という香りを吸い込み、自粛中に鬱積したストレスを吐き出そう、まばゆい太陽を浴びながら…」と精神統一しようとするクリスだが、自身の周囲を飛び回る“殺人バチ”らしきものにご乱心。「今のはなんだ?殺人バチじゃないよね?“殺人バチ”って名前だけでしょ? まさか本当に人を殺したりしないよね!? 」と慌て、瞑想どころではなくなってしまうというオチがついている。

 この動画には、辛口なユーモアのセンスを持つ、マーベル映画『デッドプール』のライアン・レイノルズも、両手を挙げる絵文字や“アツい”を意味する炎の絵文字で反応していた。

画像: クリス・ヘムズワースが指南、コント仕立ての5つの「アファメーション」

 クリスのインスタグラムでは、このほかにも、4種類のまるでコントのような動画が公開されている。

 これらの動画は、クリスが監修するフィットネス&ウェルネスアプリ「Centr.」のプロモーションの一環として公開されたもの。「Centr.」では、クリスが自らインストラクターとなったエクササイズ動画や、ダイエットや肉体改造を目指す人向けの食事メニューやレシピなども紹介されており、1カ月30ドル~利用できる。(フロントロウ編集部)

 

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