ボビイ・ブラウンが手掛ける新ブランド「ジョーンズ・ロード」
ボビイ・ブラウンは、1980年代から数々のセレブのメイクを手掛け、30年以上のキャリアをもつ大御所メイクアップアーティスト。ボビイが創業したコスメブランド「ボビイ ブラウン」は、最初のコレクションとして発表した10種類のリップのかつてない使いやすさがセンセーションを巻き起こしたのをきっかけに、今や世界70カ国以上に展開する有名ブランドへと成長した。そんな同ブランドを2016年に去ったボビイが、ついに新たなコスメブランドの立ち上げを発表し、話題を呼んでいる。
右：メイクアップアーティストのボビイ・ブラウン
そのブランドの名は、「ジョーンズ・ロード（Jones Road）」。ミニマルなブランドロゴが目を引くパーツメイクコスメを展開するこのブランドは、あらゆる年齢や肌タイプ、肌色にぴったりとマッチするナチュラルメイクをコンセプトに掲げている。ボビイは、「今の時代は、美しさの定義が無限に広くなっているから、ありのままの魅力をより美しく表現できるコスメがつくりたかった」と米Allureに話し、ジョーンズ・ロードは究極のすっぴん風メイクを叶えるブランドだと明かした。
ボビイのこだわりがたっぷり詰まった注目ブランド、ジョーンズ・ロードの魅力をご紹介。
たくさんの使い方ができる多目的コスメ
ジョーンズ・ロードのアイテムは、すべての人に合うよう設計された肌なじみのよい色展開と、簡単なステップで美しく見える使いやすさ、そしてひとつのアイテムで複数の使い方ができるのが魅力。とくに多用途であることは、ボビイがとてもこだわったポイント。
豊富な使い方ができる多目的コスメをつくりたかったというボビイのこだわりにより、ジョーンズ・ロードで現在単品販売されているのは、頬、まぶた、唇に使用できる4色展開の「ミラクルバーム」と、唇と頬で使える5色展開の「クールグロス」、そして1色展開のマスカラのたった3つ。近日中にグリッター入りのリキッドアイシャドウやクリームアイシャドウなども発売される予定だけれど、今後も必要不可欠なもののみを厳選したラインナップを展開する予定だという。
また、コスメに使われている成分にもこだわったというボビイ。ジョーンズ・ロードでは、世界のなかでもとくに厳しいとされるEUのガイドラインよりもさらに厳しい独自のガイドラインをつくり、2,700以上の成分を排除。これをくぐりぬけた安全なスキンケア成分をたっぷりと使って、スキンケアしながらメイクを楽しめるコスメになっているという。これについてボビイは、「クリーンでありながら、これまでにないほどの高性能なコスメを提供するために、絶えず努力を続けていく」と語っている。
ボビイ・ブラウンが手掛ける新ブランド、ジョーンズ・ロードは公式サイトで日本からも購入が可能。現在展開されている製品の価格は、日本円で2,300円～4,000円前後となっている。（フロントロウ編集部）
