フィフス・ハーモニーのメンバーであるローレン・ハウレギが、ファンの間で囁かれていた元メンバーであるカミラ・カベロとの“カップル説”に苦言を呈した。(フロントロウ編集部)

バイセクシャルであることをカミングアウトしているローレン・ハウレギ

 2012年7月にアメリカ版のオーディション番組『Xファクター』にソロで出場していたアリー・ブルック、ダイナ・ジェーン、ロウレン・ハウレギ、ノーマニ・コーディ、カミラ・カベロの5人で結成され、今年結成8周年を迎えたガールズグループのフィフス・ハーモニー。

画像: バイセクシャルであることをカミングアウトしているローレン・ハウレギ

 「Worth It(ワース・イット)」や「Work From Home(ワーク・フロム・ホーム)」、「That's My Girl(ザッツ・マイ・ガール)」などのヒット曲をリリースして人気を博しながらも、2016年12月にカミラがグループから電撃脱退。その後、グループとしても活動休止を発表し、現在はそれぞれがソロとして活動している。

 ポップグループにはつきものかもしれないが、グループとしての活動中には、メンバー同士で仲良くしている姿が人気を集め、ファンからは妄想に近い形でメンバー間での恋愛説が浮上することも。今回、ローレンがAmazon Musicのベッキー・Gのポッドキャスト『En La Sala』に明かしたところによれば、当時はしばしばファンの間で自身とカミラの“恋愛説”が囁かれていたそう。

 しかし、2016年11月にバイセクシャルであることをカミングアウトしているローレンにとって、カミラとの恋愛説は必ずしも喜ばしいことではなかったよう。

ローレンがカミラとの恋愛説に苦言

 ローレンは番組のなかで、「周囲からカミラと私がお互いに夢中になっていると思われていて、私にはそれがすごく不快だった。頭に来るくらい、不快だったの」と、当時はカミラとの恋愛説を不快に思っていたことを告白。

 「というのも、私はクィアだったけど、カミラはそうじゃなかったから。自分が(性的な意味での)プレデターのように思えてしまったの」と語り、女性も恋愛対象である自身が、そうではないカミラを無理やり誘惑しようとしているように感じていた心境を明かした。

画像1: ローレンがカミラとの恋愛説に苦言

 「周りの人たちが作る動画や物語が原因で、自分がプレデターのように思えた。そうした作品の中ではいつも私が侵略者で、カミラをこちら側に誘っているの」とローレン。「そのシナリオでは、常に私が『男勝り』として描かれていて、すごく不快だった。私は自分のことをそう思ったことはなかったから。そういう自認の仕方が間違っていると言っているわけではないよ」と語り、自分のアイデンティティとは違う形で自身が描かれてしまっていたと振り返った。

 続けて、ローレンは最終的には他のメンバーを含めた不仲説まで浮上することとなったカミラとの関係性について言及して、「カミラとのそういう繋がりはなかったしね」と、恋愛関係にはなかったと念を押した上で、「カミラと私は当時、ただの親友同士だった。お互いへのリスペクトを持っていたし、話す時はお互いの目を見ながら話していた。お互いへの愛を持っていたけど、それは純粋な友情」と説明。彼女とは友人であり、お互いに対して敬意を持っていたと明言した。

画像2: ローレンがカミラとの恋愛説に苦言

 さらに、「私はラテンアメリカ系のカルチャーで育った1人として、あらゆる友人たちに対して深い愛情を持っていたの」と自身のルーツに言及した上で、「私には(一部のファンによるカミラとの関係の見方が)すごく不快で、今では女の子との交流を分析しすぎてしまうの。私がそういう風に相手を見ていると相手に勘違いされて欲しくないから」とローレンは続けて語り、元メンバーに対する好意を世間に印象づけられてしまったことが原因で、現在の日常生活にも支障が出てしまっていることも告白した。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.