そもそも、クッションファンデとは?
クッションファンデとは、スキンケア、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションが1つになった韓国発のベースメイクアイテムで、よりわかりやすくいうと、“コンパクトに入ったBBクリーム”。
アメリカ最大級の韓国美容オンラインショップSokoglamの創業者シャーロット・チョーによると、クッションファンデには美容成分もたっぷり含まれているため、「韓国ではスキンケアとメイクアップを融合させたものとして知られる」と米Glamourで話している。
リキッドファンデとの違いは?
リキッドファンデーションとの最も大きな違いは、外出先でも手軽に使える持ち運びのしやすさ。
女優のルピタ・ニョンゴやレイチェル・ワイズなどを手がけるメイクアップアーティストのニック・バローズは「ツヤ感のある自然な仕上がりも気に入っているけれど、なにより重いガラス瓶よりもコンパクトで持ち運びしやすいのが良い」とコメント。
また、クッションファンデには、通常“日焼け止め”も配合されているため、シャーロットは「メイクの上から日焼け止めを塗り直したり、外出先のメイク直しにも使えるの」と付け加えた。
スポンジの衛生面は?
クッションファンデを使うときに、つい気になってしまうのがアプリケータースポンジ(パフ)の衛生面。この問題について、シャーロットは「これらの製品に付属しているパフの多くは、抗菌加工がされているので、細菌が繁殖するリスクはかなり低い」とのこと。
ただ、どうしてもパフの汚れが気になる場合、シャーロットは「刺激の少ない石鹸とぬるま湯で優しくもみ洗いしてみて」とアドバイス。近年では、クッションファンデ用のパフも販売されているため、頻繁に交換してみるのもアリ。
ファンデーションブラシや指を使っても良い?
クッションファンデは、残念ながらパフ以外のメイクツールで塗ることはあまりオススメできないという。その理由について、シャーロットは「エアブラシのようなカバー力を得るには、ちょうどいい量のファンデーションを吸収するパフが最適」と説明。ブラシや指ではこの効果が半減してしまうそう。
パフに不慣れな場合は、折りたたん使ってみるのもオススメ。ニックは「頬など広い部分は、パフを平らに持って軽くたたきこむ。目頭、目の下、小鼻の脇などパフが届きにくい部分は、パフを折りたたんで上手に使ってみて」と助言した。
さまざまな魅力がつまったクッションファンデ。まだ使ったことがないという人は、これを機にクッションファンデを試してみるのも良いかも。(フロントロウ編集部)