プロが教える!くすんで見せないメイク法
肌色を暗く見せる肌のくすみは、多くの人が抱える肌悩みのひとつ。そんなくすみの改善にアプローチするスキンケア製品は多く存在するけれど、シンガーのビヨンセなど多くのセレブに愛されるカリスマメイクアップアーティストのサー・ジョンは、肌のくすみをメイクで解消しているという。
サー・ジョンは、肌に血色感を与えて顔色を明るく見せることに強いこだわりを持っているそうで、「血行をよくして顔色を明るくするため、メイク前にはカッサや翡翠(ひすい)ローラーでマッサージをすることが多いんだ。30分間かけてしっかりマッサージすることもあるよ」と米Get the glossで語るほど。さらにメイクでも簡単にくすみを解消できると話し、顔色を明るく見せるにはメイクコスメの選び方にコツがあると明かした。
リップとチークはオレンジ系のカラーを選ぶ
顔色をよく見せてくれるコスメといえばリップとチークがおなじみだけれど、もっともその効果を得られるカラーが、オレンジ系のコスメ。
サー・ジョンは、「リップとチークの両方にオレンジベースの色を取り入れると、ほてったような血色感が演出できるから、イキイキとした印象になる」と説明。寝不足や疲れで顔色が悪く見えるときでも、即効で顔色をよく見せられるという。
ちなみにサー・ジョンのお気に入りは、唇に塗ったオレンジのリップを頬にも塗って統一感のあるメイクにする方法。ちょっと顔がくすんで見えるときには、オレンジ色のリップを頼るとよさそう。
アイシャドウを塗る前に透明のプライマーを塗る
アイシャドウプライマーは、アイシャドウのヨレや崩れを防いでくれるものだけれど、その色によっても顔色がよく見えたり、悪く見えたりすることがあるという。そこでサー・ジョンが勧めたのが、透明のプライマー。
その理由についてサー・ジョンは、「色のない透明のプライマーは、目元をくすませず顔色をよく見せる効果があるから」と話し、反対にベージュなどの色がついているプライマーは、目元や顔色を暗く見せることがあるため避けるようアドバイスした。
簡単に肌のくすみをカバーしてくれるメイク法。冬は気温の低下によってくすみやすいシーズンでもあるから、ぜひプロのアドバイスを覚えておいて。(フロントロウ編集部)