ほっと一息つきたいときや眠気を覚ましたいときに欲するコーヒーなどに含まれるカフェイン。このカフェインを飲むのではなく塗る、カフェイン入りのコスメが注目を集めている。(フロントロウ編集部)

コーヒーでおなじみのカフェインがコスメで注目

 日常に欠かせないという人も多い嗜好品、コーヒーの成分であるカフェインは、過剰な摂取をしない限りは集中力を高めてくれたりするものだけれど、肌に塗ることでまた違ったメリットを得られるという。そんな肌への影響に着目した、カフェイン入りのスキンケアやメイク用のコスメが話題。

 じつはカフェインは、これまでも一部のコスメに配合されてきたのだけれど、最近ではカフェイン配合であることを前面に打ち出したコスメが急増中。成分にこだわった高品質な製品が低価格で購入できると話題のブランド、ジ・オーディナリー(The Ordinary)やコーヒーから着想を得て誕生したイタリア発の注目ブランド、エスプレッソ(espressoh)などからカフェイン入り美容液やコンシーラー、チークなどが登場し、海外で大ヒット中。

 そんな大注目の塗るカフェインにはどんな効果があるのか、皮膚科医も高く評価する肌へのメリットをご紹介。

メリット1:肌トラブルやエイジングサインを緩和

画像: メリット1:肌トラブルやエイジングサインを緩和

 カフェインをスキンケアやメイクに取り入れるメリットのひとつが、その抗酸化作用。皮膚科医のフランシス・プレナ・ジョーンズ医師は、「コスメに含まれるカフェインには、ビタミンAやビタミンCなどと同じく抗酸化作用があるため、老化の原因となる活性酸素の過剰な増加を防ぐ働きをしてくれる」と米Get the glossで説明。この働きにより、シワやたるみなどのエイジングサインの緩和が期待できるという。

 さらには、肌の炎症を鎮静する働きも。米コスメブランド、ポーラ・チョイス(paula's choice)の創設者であるポーラ・ベガンは、「カフェイン入りのコスメは、ニキビをはじめとした肌のさまざまな炎症を鎮める効果が期待できるから、ぜひスキンケアに取り入れてみてほしい」と勧めた。

メリット2:目元のクマや腫れを抑える

画像: メリット2:目元のクマや腫れを抑える

 カフェイン入りのコスメは、アイクリームやクマをカバーするコンシーラーなどの目元に使うコスメが多いのだけれど、そこにはカフェインが持つある働きが関係しているよう。それは、一時的に血管を収縮させる作用。

 ジョーンズ医師は、「カフェインが血管を収縮させることで、目元の腫れやむくみ、クマの一時的な抑制や予防ができる」と説明。ただしカフェインには、水分を減らす働きもあるため、使用するときにはしっかり保湿することも大切だという。

 たくさんのコスメに含まれる注目の成分カフェイン。日本で販売されているものも多いから、ぜひ手にとってみて。(フロントロウ編集部)

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