アリアナ・グランデが最新アルバム『Positions(ポジションズ)』に収録されている、“セックスの体位”を意味する楽曲「34+35」について、「今までで特にお気に入りなものの1つ」だと明かした。(フロントロウ編集部)

セクシャルな歌詞が話題の「34+35」

 10月30日にリリースされ、米Billboardの最新の全米アルバムチャートで首位を獲得したアリアナ・グランデの通算6作目となる最新アルバム『Positions(ポジションズ)』。

画像: セクシャルな歌詞が話題の「34+35」

 アリアナにとって全米1位を獲得した5作目のアルバムとなった本作は、アリアナ自身が女性リーダーに扮する力強いミュージックビデオと共にリリースしたタイトルトラック「Positions」や、ザ・ウィークエンドとの久しぶりのコラボとなる「Off The Table」、ドージャ・キャットとのコラボとなる「Motive」、1曲丸ごと“髪”について歌った「My Hair(マイ・ヘアー)」など、名曲揃いのアルバムとなっているが、中でもその過激な歌詞でリリースからファンの話題をさらったのが「34+35」。

 「34」と「35」を足すとセックスの体位を表す「69(シックスナイン)」となることから、この曲が「69(シックスナイン)」について歌った楽曲であることは以前、フロントロウでお伝えした。

 同曲には、「一晩中、起きてられる?/朝まで私をおかして」、「あなたは“それ”を水のように飲む/キャンディの味がするって言ってくれた」、「私が乗るときはシートベルトを締めたほうがいいかも/ドアのように開けっ放しにしておくから、中に来て」、「ご近所さんが『地震だ!』って叫んでる/私がベッドを揺らす時のマグニチュードは4.5」、「あなたのお気に入りのスポットは全部知ってる/最初から順にやろう」、「34、35…つまりあなたと“69”がしたいってこと」など、数々のセクシーなフレーズが登場する。

アリアナ・グランデが「34+35」に言及

 この曲については、今年2月に熱愛が発覚して以来、順調に交際を続ける恋人で不動産エージェントのダルトン・ゴメスとの実体験がもとになっているのではと言われているが、歌詞があまりにインパクトがあることから、アリアナ自身はこの曲をリリースするにあたって不安を感じていたのだそう。

画像: アリアナ・グランデが「34+35」に言及

 YouTubeチャンネル『Zach Sang Show』に出演したアリアナは、「34+35」について、「この曲に関して当初から恐れていたのは、アルバムの残りの部分にある脆弱さや甘美さを失わせてしまうのではないかということ」と告白。聴く人がこの楽曲の歌詞ばかりに気を取られて、アルバム全体に漂うムードが壊れてしまうのを遅れていたことを打ち明けた。

 とはいえ、アリアナの中にこの曲をアルバムから外すという選択肢はなかったようで、「楽しい曲だし、アルバムにふさわしい曲であることは確か」とキッパリ。「私は何事にも少しばかりのユーモアを取り入れているの」と語り、ファンであればこの楽曲に込められたユーモアに気がついてくれるはずだとした。

 「すごく不安も感じていたけど、大好きな曲だし、音楽的にも、今までで特にお気に入りなものの1つなの」とアリアナは明言。「バカバカしいし、面白くて、くだらないからね」と続けた。

 この楽曲の歌詞が大胆になった背景には、「(弦楽器による)ストリングスを聴いた時に、すごくディズニーっぽいなと思った」ことがあったという。「オーケストラ風で、それが全面的にあってピュアな感じがした」とアリアナ。

 「それで、『ねえ、どうしたら1番セクシーにできるだろう? 私たちに書けるこの曲と最もかけ離れている歌詞はなんだろう?』っていう話をしたの」と続けて語り、過激な歌詞を書いたのには、ディズニーソングという最も「ピュア」とされるサウンドに相反するような歌詞をつけたかったという背景があったことを明かした。(フロントロウ編集部)

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