『ファンタスティック・ビースト』シリーズで主人公のニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメインの出演作を、米辛口批評サイトRotten Tomatoesのスコアをもとに、TOP10ランキングでご紹介。(フロントロウ編集部)

第10位『エリザベス:ゴールデン・エイジ』スコア:68%

 ケイト・ブランシェット演じるエリザベス女王の「黄金時代」に焦点を当て、君主として生きる女性の姿を描いた歴史大作。本作は、1998年に公開された映画『エリザベス』の続編で、同じスタッフとキャストで制作されている。エディ・レッドメインはエリザベス1世の命を狙う青年トーマスを演じている。


第9位『ブーリン家の姉妹』スコア:62%

 王妃の座にこだわった野心家の姉と、皮肉な運命を受け入れて王の愛人になった妹を中心に、16世紀のイギリス宮廷を舞台に繰り広げられる愛憎劇。本作には、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、ナタリー・ポートマンら豪華キャストが参加している。エディ・レッドメインは、主人公を思い続け、後に結婚するウィリアム・スタッフォードを演じている。


第8位『ザ・デンジャラス・マインド』スコア:63%

 エディ・レッドメインが主演を務めた2006年公開の『ザ・デンジャラス・マインド』は、イギリスの寄宿学校を舞台にしたスリラー。17歳の主人公アレックスは、同級生のナイジェルを殺害した容疑で逮捕され、徐々に明らかになっていく真相に戦慄! 共演のトニ・コレットの素晴らしい演技にも注目して。


第7位『マリリン 7日間の恋』スコア:71%

 エディ・レッドメイン、ミシェル・ウィリアムズ、ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチなど、大物キャストが勢揃いした本作は、マリリン・モンローが映画『王子と踊子』出演のためにイギリスに行った際の知られざるエピソードを、同作のスタッフであったコリン・クラークの回想録を基に映画化したラブロマンス。


第6位『リリーのすべて』スコア:72%

 20世紀初頭、世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人の画家リリー・エルベと、その妻ゲルダとの愛を描いた伝記。監督は『キャッツ』や『英国王のスピーチ』などのトム・フーパー。エディ・レッドメインはリリーを演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。


第4位『レ・ミゼラブル』スコア:79%

 原作は、1862年に書かれたヴィクトル・ユゴーの同名小説。この映画は、1980年代にロンドンで上演され、それ以降ブロードウェイを含む世界各地でロングラン上演されていた同名のミュージカルの映画化。エディ・レッドメインは、革命に身を投じる青年のマリウス役を演じ、美しい歌声も披露した。


第4位『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』スコア:79%

 日本でも大人気の『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。主演のエディ・レッドメインは、世界中を旅する魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを演じている。『ファンタスティック・ビースト』シリーズの第3作目は、2021年に公開予定。


第3位『博士と彼女のセオリー』スコア:84%

 エディ・レッドメインが理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士を演じアカデミー賞主演男優賞を受賞した『博士と彼女のセオリー』が第3位。本作は、ホーキング博士と彼の元妻であるジェーン・ホーキングの関係を描き出している。エディは、ALSを患う博士の姿を演じるため、長い時間を役作りに費やしたという。


第2位『シカゴ7裁判』スコア:91%

 2020年10月25日にNetflixで日本配信が始まった『シカゴ7裁判』が第2位に。本作は、1968年、ベトナム戦争に反対する人々が集まった平和的なデモが徐々に激化し、首謀者とされた7人の男が不公平な裁判にかけられるも、己の信念を曲げずに立ち向かっていくというストーリー。その「シカゴ・セブン」と呼ばれる7人の中の1人、トム・ヘイデンをエディ・レッドメインが演じている。


第1位『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』スコア:95%

 映画『博士と彼女のセオリー』で共演したエディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズが再タッグを組んだ映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』が一位に輝いた。舞台は1862年、ヴィクトリア朝時代のロンドン。気象実験のため気球で前人未到の高度世界記録に決死の覚悟で挑んだ2人の、知られざる実話を描いている。

 エディ・レッドメインの出演作は他にもまだまだいっぱい。演じる役によって全く印象が違っているだけでなく、見ていて飽きない彼の卓越した演技力を、是非その目で確かめて。(フロントロウ編集部)

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