顔を洗ったりメイクを落としたりといった定番のルーティンでしばしば気になる、肌のつっぱり感。洗顔後につっぱり感があるなら知っておきたい、皮膚科医のアドバイスをご紹介。(フロントロウ編集部)

肌のつっぱり感は絶対に避けるべき

 肌がつっぱらないというのは、洗顔料やクレンジング剤などでおなじみの謳い文句。そんな肌のつっぱりは、誰でも経験があるほど身近な肌トラブルで、スキンケアブランドのセラヴィ(CeraVe)が行なったアンケートでは、洗顔後に肌がつっぱるのはしょうがないと思うと回答した人が30%を超えていたという。でも、よく起こるからと言ってあなどれないのが肌のつっぱり。皮膚科医によると、肌がつっぱる洗顔料を使い続けることは絶対にNGだという。

画像1: 肌のつっぱり感は絶対に避けるべき

 そのワケを教えてくれるのは、ロンドンにあるアドニア・メディカルクリニックで院長を務める皮膚科医のイフェオマ・エジケメ医師。エジケメ医師は、「洗顔後につっぱるのは、顔にとって必要な油分まで落ちてしまっているサイン」と英Stylistで説明し、これを続けることで肌のもっとも外側の層が持つバリア機能が低下するおそれがあると話した。

 外部からのさまざまな刺激から肌を守るバリア機能が低下すると、うるおいを保つことができずに乾燥しやすくなったり肌荒れしやすくなったりするため、肌がつっぱらない洗顔料やクレンジング剤を選ぶことはとても大切だという。

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成分に注目して洗顔料を選んで

 洗顔後に肌がつっぱらないものを選ぶために注目すべきは、製品の謳い文句ではなく、入っている成分。ポイントは、保湿力とバリア機能だという。エジケメ医師は、「保湿効果の高い成分と肌のバリア機能を保護する成分の両方が、ひとつでも多く配合されているものを選ぶようにするといい」とアドバイスし、オススメの成分を明かした。

画像: 成分に注目して洗顔料を選んで

 エジケメ医師が勧めたのは、肌が本来持っている成分であり肌のバリア機能を正常に整えるセラミドや、抜群の保湿力を誇るグリセリン、高い水分保持能力で肌のうるおいをキープするヒアルロン酸、抗酸化作用により乾燥を防ぐビタミンE、刺激を与えずに炎症を鎮静するカモミールなど。これらの成分ができるだけたくさん入っているもので顔を洗うことでつっぱりにくくなるという。

 肌に悪影響をおよぼしているサインだった、洗顔後のつっぱり感。もし肌のつっぱりを感じているのなら、よくあることと見逃さずに洗顔料を見直してみては。(フロントロウ編集部)

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