『スーパーナチュラル』のウィンチェスター兄弟に、「ある町」から嬉しいニュースが届いた。(フロントロウ編集部)

15年の歴史を終える『スーパーナチュラル』

 ついに、アメリカで11月19日に最終章最終回を迎えるドラマ『スーパーナチュラル』。2005年に始まった本作が、15年の歴史に幕を閉じる。新型コロナウイルスの影響でお別れが数ヵ月延期となっていたけれど、ついにその日がやってきた。

 最終章シーズン15の最終回であるエピソード20「Carry On」についてショーランナーのロバート・シンガーは、アンドリュー・ダッブによる脚本を称賛。締めくくりにふさわしい感動的なものとなっているという。

「最終回を可能なだけ良いエピソードにすることには多くの責任がともなったよ。アンドリューは本当に良い脚本を書いたと思う。すごく感動的なエピソードだよ。あれはパーソナルな話だね、あの男たちにとっての。このシーズンの神話は19話で終わって、これはその締めくくり。俳優たちのエピソードと言える。(最終回での)あの2人は素晴らしいよ」

カンザス州ローレンス出身のウィンチェスター兄弟

 そんな悲しいお別れムードのなか、最終回放送の前日には、ある1つのハッピーなニュースも飛び込んできた。ウィンチェスター兄弟の故郷であるカンザス州ローレンスのジェニファー・アナンダ市長が、公式にローレンスを兄弟の故郷であると発表!

「完璧ではないけれど、サム&ディーン・ウィンチェスターは家族、友人、公正、他者を助けるといった、正しいことや良きことのために闘いました。2人は、文字通り死の炎から幾度となく立ち上がり、困難を耐え、本当のカンザス人、とくにローレンス人を表現しました」

 このニュースには、サムを演じたジャレッド・パダレッキも喜びのコメント。ジェンセン・アクレス演じる兄のディーンの愛車であるインパラをベイビーと呼び、ジョークを交えて反応した。

「これは信じられないよ。公式にしてもらえるなんて、これ以上誇りに思うことはないよ!!さて、速度違反の切符について何かできないかな?…、友人のために聞いてるんだ(彼女は本当にベイビーだからね…)」

 国民的ドラマの『スーパーナチュラル』のために、町が行動を起こしたのはこれが初めてではない。2018年にはテキサス州オースティンのスティーブ・アドラー市長が、ジェンセンとジャレッドがともにテキサス州出身であり、現在はオースティンに住んでいることから、6月23日を市の“スーパーナチュラルの日”に定めた。

 多くの人に愛された『スーパーナチュラル』は、ドラマは終わっても、この先も各地で思い出されていくよう。(フロントロウ編集部)

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