ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズが、大手オンライン検索エンジンLystが選ぶ2020年の「最も影響力のあるドレッサー」に選出された。(フロントロウ編集部)

2020年の「パワードレッサー」が発表に

 ファッション界の大手オンライン検索エンジンである英Lystが、今年のファッション業界のトレンドを総括する「イヤー・イン・ファッション(Year in Fashion)」を発表。併せて、今年最もファッションのトレンドに影響を与えたセレブリティを選ぶ「パワードレッサー」10人のリストが発表され、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズがそのトップに輝いた。

画像: 2020年の「パワードレッサー」が発表に

 ハリーは今年、男性として初めて英Lystによる年間の「最も影響力のあるドレッサー」に選出。英Lystによれば、2019年12月に最新作となるセカンドアルバム『Fine Line(ファイン・ライン)』をリリースしたハリーは、本作からのシングル「Golden」のリリースを受け、ミュージックビデオでハリーが着用したブルーとターコイズのブレザーの検索数が52%増加したほか、同じくビデオで着用したイエローのバケットハットの検索数に至っては、なんと92%増加したという。

 加えて、今年、「#HarryStylesCardigan(#ハリースタイルズカーディガン)」というチャレンジ名で、ハリーが今年2月に米NBCの番組『The Today Show』に出演した際に着用したJW Anderson(JWアンダーソン)のニットカーディガンを手作りするというチャレンジがTikTokで大流行。この影響で、6月の最終週にはニットウェアの検索数が166%も上昇したという。

 「パワードレッサー」リストの2位には、7月31日にDisney+ (ディズニープラス)にてヴィジュアル・アルバム『ブラック・イズ・キング』をリリースしたビヨンセが選出されたほか、3位には、8月21日にリリースしたシングル「Dynamite(ダイナマイト)」で韓国出身アーティストとして初めて米Billboardの全米シングルチャートで首位を獲得したBTSのリーダーである、RMことキム・ナムジュンが選ばれた。

 「パワードレッサー」リストに選出されたのは、アーティストや俳優といったショービズ界で活躍するセレブだけではなく、4位には、2018年にアメリカで史上最年少の下院議員となったアレクサンドリア・オカシオ=コルテス議員が選出。また、8位にはフォロワー数ナンバーワンを誇るTikTokerである16歳のチャーリー・ダミリオ、9位にはイギリス王室のキャサリン妃、10位にはファッション・インフルエンサー兼デザイナーのキアラ・フェラーニが選出された。

 Lystが選ぶ今年の最も影響力のあるドレッサーのリストは以下の通り。

1位 ハリー・スタイルズ
2位 ビヨンセ
3位 RM(キム・ナムジュン/BTS)
4位 アレクサンドリア・オカシオ=コルテス
5位 トラヴィス・スコット
6位 ポール・メスカル
7位 リゾ
8位 チャーリー・ダミリオ
9位 キャサリン妃
10位 キアラ・フェラーニ

(フロントロウ編集部)

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