アンジェリーナ・ジョリーが、世界的戦場カメラマンであるドン・マッカランの姿を描く伝記映画で監督を務める。(フロントロウ編集部)

アンジェリー・ジョリー監督の6作目

 アンジェリーナ・ジョリーが、イギリス出身の世界的戦場カメラマンであるドン・マッカランの姿を描く伝記映画『Unreasonable Behaviour(仮題)』の監督を務めることが分かった。

 1935年に生まれたマッカラン氏は、現代を代表する戦争写真家として著名。ベトナムやカンボジアでも写真を撮影してきた。そしてアンジェリーナは、長年、紛争が起こっている国や貧困にあえぐ人口が多い国々への支援を行なってきており、6人の子供のうち2人は、カンボジアとベトナム出身。2017年には、カンボジアを舞台とした映画『最初に父が殺された』を手掛けている。

画像: ドン・マッカラン

ドン・マッカラン

 そういった共通点から、アンジェリーナとマッカラン氏の間には信頼関係が出来上がっているよう。マッカラン氏はアンジェリーナの才能について、米The Hollywood Reporterでこう話した。

「カンボジアを舞台としたアンジェリーナの前作を見たこと(それと、戦争時に多くの時間をそこで過ごしたこと)で、非常に力強く、そして当時のあの土地の正しい描写を彼女が作り出したことに、非常に感銘を受けました。彼女の下では、安全で、有能で、プロフェッショナルな環境にいると感じられます」

 アンジェリーナは、2007年にドキュメンタリー映画『A Place in Time(原題)』で初監督を務め、本作はアンジェリーナの監督作の6作目となる。また、俳優のトム・ハーディによる制作会社によって制作される。(フロントロウ編集部)

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