ショーン&ジャスティンの初コラボ曲「Monster」がついに解禁!
これまでに「Baby(ベイビー)」や「Sorry(ソーリー)」といった数々のヒット曲を世に送り出してきたジャスティン・ビーバーと、デビュー当時、“第2のジャスティン・ビーバー”と言われていた注目の若手シンガーソングライター、ショーン・メンデスによる待望のコラボ曲「Monster(モンスター)」がついに解禁となった。
「君は僕を理想化して崇め、最高だと称える空高く持ち上げるんだ、息苦しくなるまで」、「僕がつまずいたらどうなるの、転んだらどうなるの? そうしたら僕はモンスターになるの?」など、10代の頃からスターとして第一線で活躍するショーンとジャスティンの苦悩や葛藤が赤裸々に綴られた、ちょっぴり切ない内容の歌詞が並ぶ。
同曲は、12月4日(金)に発売予定のショーンのニューアルバム『Wonder(ワンダー)』に収録予定で、同アルバムについてショーンは「僕自身の一部が紙に書き留められ、歌として録音されたような気がしている」、「この作品は世界であり、ジャーニーであり、夢であり、僕が長い間作りたかったアルバムになっていて、僕はこの作品がとても好きだ」と語っている。
ショーン&ジャスティンによる貴重なツーショットトークも
ちなみに、「Monster」がリリースされる直前にショーンとジャスティンの2人で行なったライブ配信で、ジャスティンから「Monster」を書こうと思ったきっかけについて聞かれたショーンは、「セレブという立場から感じる不安や、自分の人生がつねに“監視”されてるような気がしたのが、そもそもの始まりかな。でも、成長するにつれて、(つねに注目されているからといって)完ぺきでいる必要はないと感じるようになったんだ。そういったことはあきらめて、ありのままの自分でいればいいんだって。自分で自分を愛するってことにも繋がってると思う。『大丈夫。(歌う時に)ちょっと音程をはずしたくらい平気』ってね。もちろん歌うことだけじゃなくて、もっと大きな意味でも『失敗したっていい』っていう。そういうところから、(『Monster』は)誕生したんだ」と、背景にあった葛藤や思いについて明かした。
「Monster」の歌詞にジャスティンも深く共感したそうで、先ほどのショーンの発言に「1,000%同意する」と同時に、「そもそも、大人になることは難しいことだ。僕たちにとっては“もっと難しかった”って言ってるわけじゃないけど、すべての過程を世界中の人たちに見られながら成長するのは特殊なことだと思う。恋愛関係をはじめ、色んなことに対してあれこれ口出しされながらさ」と補足。さらに、「でも、君(ショーン)とも話したけどさ、こうやって何か一緒にできるっていいよね。僕たちはもう孤独じゃない。お互い、似たような経験をして、こうやってそれを(音楽で)一緒に表現できた」と続けた。
ちなみに、今回、ショーンとジャスティンが一緒にいたのは、「Monster」のプロモーションだけが目的ではなかったようで、近くにいたスタッフから「なんで一緒にいるのか言ってもいいよ」と促されたジャスティンは、「言ってもいいの?」と言うと、「じつは、AMAで一緒にパフォーマンスするんだ」と、現地時間11月22日に開催予定のアメリカン・ミュージック・アワード(AMA)でショーンと一緒に「Monster」のパフォーマンスを披露することを発表。このライブ配信を行なった時は、その事前収録を終えた直後だったよう。(フロントロウ編集部)