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ドラマ『ストレンジャー・シングス』のシーズン4に出演する新たなキャストたちが一挙発表。その顔ぶれには、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(GOT)』や映画『ハリー・ポッター』といったヒット作に出演した役者たちも。(フロントロウ編集部)

『ストレンジャー・シングス』シーズン4に8人のキャストが加入

 新型コロナウイルスの影響による一時中断を経て、10月から撮影がスタートしたNetflixのオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のシーズン4。

 撮影休止を余儀なくされたことで、“撮影をしながら脚本を書き進める”というシーズン1から続けてきた方法ではなく、すべての脚本を仕上げたうえで撮影を行なうという、異なるスタイルで制作が進められている同シーズンは、あらすじや既存のメインキャラクターたちの運命に関しては、まだほとんどの部分が謎のベールに包まれている。

 そんなシーズン4では、物語の舞台の1つとして、ある精神科病院が登場することが米Deadlineの報道で明らかに。さらに、同シーズンにレギュラー出演するキャストやリカーリングキャラクター(※)を演じる計8人の俳優たちも同時に発表された。

※一般的には、ゲストとして登場するが、ストーリー展開上の必要性や、演じた俳優の魅力や人気に応じて、その後のエピソードでも起用されたり、レギュラーに格上げされたりする可能性があるキャラクター


『ハリポタ』や『ゲーム・オブ・スローンズ』のあの俳優も

 精神科病院で働く用務係のピーター・バラードに配役されたのは、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』と『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で若き日のゲラート・グリンデルバルドを演じた俳優のジェイミー・キャンベル・バウアー。

画像1: 『ハリポタ』や『ゲーム・オブ・スローンズ』のあの俳優も

 シーズン4のレギュラーキャラとなるピーターは、精神科病院で毎日のように目の当たりにしている残虐な行為に嫌気が差し、このままでいいのかと疑問を抱く青年だという。

 ちなみに、ジェイミーは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の未公開のプロットエピソードに出演したが、スケジュールの都合により、彼が演じた役は本編では別の俳優が演じた。

 チャーリー・ヒートン演じるジョナサン・バイヤーズ(ノア・シュナップ演じるウィル・バイヤーズの兄)の新たな親友となる、ピザ屋の青年アーガイルを演じるのは、俳優のオリヴィア・ワイルドの監督デビュー作のコメディ映画『ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー』でいい味を出していたエドゥアルド・フランコ。

画像2: 『ハリポタ』や『ゲーム・オブ・スローンズ』のあの俳優も

 アーガイルもシーズンレギュラーで、お気楽で、ピザの配達に情熱を燃やす、なごみ系キャラだそう。

 ホーキンス高校の公式ダンジョンズ&ドラゴンズ部の部長エディ―・マンソンを演じるのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のシーズン7にスターク家に忠誠を誓う戦士コーナー役で出演したジョセフ・クイン。

画像3: 『ハリポタ』や『ゲーム・オブ・スローンズ』のあの俳優も

 ジョセフが演じるエディ―が取り仕切るダンジョンズ&ドラゴン部の名称は「ザ・ヘルファイア・クラブ」。以前、『ストレンジャー・シングス』の公式ツイッターでダスティン役のゲイテン・マタラッツォが、この部のロゴが入ったTシャツを着用した姿が公開されたことから、少なくともダスティンは、シーズン4でこの部に加入するものとみられる。

 エディ―もシーズン4を通して登場するレギュラーキャラクター。

 以下はリカーリングキャスト。

 1950年代に残虐な犯罪を犯し、以来、精神科病院に収容されている恐ろしい患者ヴィクター・クリールを演じるのは、映画『エルム街の悪夢』で主人公の殺人鬼フレディ・クルーガーを演じたロバート・イングランド。

 ホーキンスの人々を魔の手から守ろうとその方法を模索する頭脳派のコロネル・サリバン警部補役には、ドラマ『ウエスト・ワールド』のシャーマン・オーガスタスが、ホーキンス高校に通うリッチでイケメンな男子高校生のジェイソン・カーヴァ―を演じるのはドラマ『ティーン・ウルフ』のメイソン・ダイがキャスティングされた。

画像: 左から:ロバート・イングランド、シャーマン・オーガスタス、メイソン・ダイ

左から:ロバート・イングランド、シャーマン・オーガスタス、メイソン・ダイ

 ロシア・カムチャッカ半島で捕虜となったデヴィッド・ハーバー演じるジム・ホッパーとの絡みが見込まれる、ロシア人キャラクターたちに抜擢されたのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で、外見を変えることが出来る暗殺者の組合“顔のない男たち”の一員ジャクェン・フ=ガーを演じたトム・ヴラシアと映画『ワールド・ウォーZ』の二コラ・ジュリコ。

画像: 左:トム・ヴラシア、右:二コラ・ジュリコ

左:トム・ヴラシア、右:二コラ・ジュリコ

 トムは、賢くチャーミングだが、裏の顔がありそうな看守ディミトリ、二コラは怪しく、ジョークと現金とピーナッツバター入りサンドイッチが大好物の密輸業者ユーリを演じる。

 『ストレンジャー・シングス』の公式SNSでは、同シリーズに登場する逆さまの異空間“アップサイド・ダウン・ワールド(裏側の世界)”になぞらえて、新キャストたちの逆さまの写真も公開された。

 アメリカ・ジョージア州で再開された撮影現場では、ダスティン役のゲイテン、ルーカス役のケイレブ・マクラフリン、ナンシー役のナタリア・ダイアー、マックス役のセイディ・シンク、スティーブ役のジョー・キーリー、ロビン役のマヤ・ホークといった前シーズンからのレギュラーキャストにくわえて、マヤの実弟であり、彼女と同じく俳優のユマ・サーマンとイーサン・ホークの子供であるロアン・サーマン・ホークが演じる新キャラクターの姿も目撃。ロアンが演じる役柄については、現時点では明かされていない。

画像: スティーブ役のジョー(右)とマヤの弟ロアン(左)。

スティーブ役のジョー(右)とマヤの弟ロアン(左)。

 『ストレンジャー・シングス』シーズン4の配信開始日は未発表だが、2021年内を予定している。(フロントロウ編集部)

※記事内の人物名の表記に誤りがあったため修正しました。

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