『ブラックパンサー』の続編に関して、撮影時期や悪役のキャストなど、新たな情報が報じられた。(フロントロウ編集部)

チャドウィック・ボーズマンの死の影響をどうするのか

 前作で主人公のブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが、2020年8月末に大腸がんでこの世を去ったことで、続編制作に大きな変更が求められているMCU『ブラックパンサー』。

 主演がいなくなったことで、ストーリーはどうなるのか、主役はどうなるのか、などといった疑問がファンから湧きあがっているけれど、その詳細はまだ明かされていない。しかし、続編制作へ向けて動き出していることは確かなよう。

画像: チャドウィック・ボーズマンの死の影響をどうするのか

『ブラックパンサー』続編の新情報

 米The Hollywood Reporterは、『ブラックパンサー』続編が2021年7月より撮影開始予定であると伝えた。アメリカのアトランタで半年以上をかけての撮影スケジュールで調整されているという。

 また、敵役の1人には、メキシコ出身の俳優テノッリ・ウエルタが出演を打診されているそう。テノッリは、Netflixで配信されているドラマ『ナルコス:メキシコ編』への出演で知られている。

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 シュリ役のレティーシャ・ライト、ナキア役のルピタ・ニョンゴ、ラモンダ役のアンジェラ・バセット、エムバク役のウィンストン・デュークも続投予定。そして続編では、シュリの役割がさらに重要になる可能性があると、関係者が話している。

 チャドウィックが死去したことをうけて、ティ・チャラの妹であるシュリがブラックパンサーになることを望むファンの声は、かなり大きなものとなっている。このことに関してレティーシャは、今はまだ喪に服しているとして、チャドウィックなしの今後を考えることは出来ないという様子を見せていた。とはいえ、その後公開された米Yahoo!のインタビューでは、全キャラクターが女性のマーベルのアベンジャーズ作品の実現のためにかけあってきたことや、プロデューサーたちが前向きな姿勢を見せていることを話しており、俳優としての情熱は戻ってきている様子。しかし現時点においては、シュリがどの程度重要な役柄なのか、主役になるのか、などについては依然として明らかになっていない。

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 前作でエグゼクティブ・プロデューサーを務めたビクトリア・アロンソは、チャドウィックをデジタル技術で画面上に復活させることはしないと明言している。『ブラックパンサー』続編は、2021年7月より撮影開始予定で、2022年5月にアメリカで公開予定となっている。(フロントロウ編集部)

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