『ワイルド・スピード』シリーズでテズを演じるクリス・"リュダクリス"・ブリッジスは、シリーズ終了にまったく悲しんでいないどころか、超ハッピー? その理由が可愛い。(フロントロウ編集部)

11作目で終わることが決定した『ワイスピ』

 これまでにメインシリーズ9作、スピンオフが1作の計10作品公開されている映画『ワイルド・スピード』シリーズは、メインシリーズが11作目で終わることが発表されている。

 2001年に公開された第1作目『ワイルド・スピード』より、2015年公開の『ワイルド・スピード SKY MISSION』まで主演を務めたポール・ウォーカーが、2013年に交通事故によって突然この世を去ったことで、シリーズ存続の危機に瀕したこともあったけれど、長きにわたってファンから愛されてきた。

画像: ⓒUNIVERSAL PICTURES / Album/Newscom

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テズ役のリュダクリスがハッピーな理由

 そんな『ワイルド・スピード』の終了は大きな話題となり、当然多くのファンが悲しむこととなったけれど、ある人物は意外にもまったく悲しんでいない。その人物とは、テズ役のクリス・"リュダクリス"・ブリッジス。彼は悲しむどころか現在はとてもハッピーな様子を見せており、トーク番組『The Ellen DeGeneres Show(原題)』に出演した際に、ゲスト司会者のティファニー・ハディッシュにその思いを話した。

「あとは10と11で終わるってアナウンスされたわけだけど、俺は、個人的には10で終わると思ってた。でも全然悲しくないけどね。だって考えてみてよ。俺は『ワイルド・スピードX2』で登場して、5でまた呼ばれるなんて思いもしなかった。そして、これまでに俺は5、6、7、8、9に出て、さらにあと2作にも出てほしいって言われてるんだよ?嬉しいよね!」

画像: テズ役のリュダクリスがハッピーな理由

 『ワイルド・スピードX2』に登場したあと、2作品には出演せず、『ワイルド・スピード MEGA MAX』よりふたたび登場。その後は『ワイルド・スピード』のメインキャストとしての地位を確立したテズ役のリュダクリスにとって、シリーズが終わることよりも、ファンの注目がより集まる最後の2作品へも出演オファーがあったことが嬉しいよう。

 グラミー賞も受賞したことのあるミュージシャンであるにもかかわらず、こんなに純粋に喜んでいるリュダクリスの様子は、なんだかこっちまで笑顔になってしまう。

 ちなみにリュダクリスは、2021年5月28日に全米公開予定の9作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』には“宇宙が絡んでくる説”について、「じつは俺も6つ前の『ワイスピ』の時に同じことを言ってたんだ。君は今とても重要なことを口にした。君はとても勘が鋭いね。今さっき君は正しいことを言った。でも俺の口からは言えない」とコメントして話題になったことも。

 集大成まであと少しとなった『ワイルド・スピード』シリーズから、今後も目が離せない。(フロントロウ編集部)

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