2020年に波紋を呼んだホラー映画『ミッドサマー』を制作したアリ・アスター監督の最新作にホアキン・フェニックスが出演交渉中だと報じられた。(フロントロウ編集部)

話題のホラー映画『ミッドサマー』

 映画『ミッドサマー』は、2020年2月に日本公開となったホラー映画。主演は映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』に出演し、MCU映画『ブラックウィドウ』への出演も決定しているフローレンス・ピューが務めた。

 本作は、スウェーデンの山奥にある架空の村“ホルガ”で90年に一度だけ開催される祝祭を見学しに行ったところ、恐ろしく奇妙な出来事に巻き込まれる5人の大学生たちの旅の様子を描いている。

 その狂気に満ちた世界観と、たたみかけるように起こる不可解な展開は多くのファンを魅了し、社会現象的な人気を巻き起こした。『ミッドサマー』にはセレブのファンも多く、ホラー好きのアリアナ・グランデは、毎晩寝る前に本作を鑑賞していることを自身のTwitterで明らかにし、誕生日は本作の衣装のコスプレで祝った。

 本作の監督は映画『へレディタリー/継承』のアリ・アスター監督。独特な世界観と、様々な宗教や民俗学をミックスしたような複雑怪奇な作風で世界中のファンを魅了している。そんなアスター監督期待の最新作に、なんとホアキン・フェニックスが出演交渉中だと米Indie Wireなどで報じられた。

アリ・アスター監督最新作にホアキン・フェニックスが出演交渉中

 ホアキン・フェニックスは、映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』や『her/世界でひとつの彼女』、『ザ・マスター』など、様々な作品に出演し、その演技力の高さが評価されている。

 圧倒的な演技力で見ている人を引き込み、不安な気持ちにさせる怪演で知られているホアキンは、2019年に公開されたDC映画『ジョーカー』で主人公のジョーカーを演じゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞の主演男優賞を獲得した。

 なんとそんなホアキンが、アスター監督の新作『Beauis Afraid(仮題)』に出演交渉中とのこと!アスター監督は、2020年6月に、「悪夢のコメディ」を計画していると言っていた。そして今回
アスター監督はIndie Wireに、、新たに草稿を完成させたばかりだと述べ、「私が知っているのは、4時間になるということだけ」と付け加えた。

 この発表を聞いたファンは大喜び。不気味な演技に定評があるホアキンと、同じく不気味な作品に定評があるアスター監督がタッグを組めば、人生に爪痕を残す悪夢のような名作になるに違いない。本作の公開日などはまだ未定。今後の情報からも目が離せない。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.