シンガーのビヨンセが、第63回グラミー賞で最多の9部門でノミネートされることに。この結果に伴い、ビヨンセは「ある記録」を樹立することができる可能性がみえてきた。(フロントロウ編集部)

第63回グラミー賞はビヨンセが最多ノミネート

 日本時間2021年2月1日に開催される音楽業界で最も権威がある賞と言われるグラミー賞の授賞式。例年大きな注目を浴びるグラミー賞のノミネートが発表され、2021年のグラミー賞で最多ノミネートされたのは、7月にアルバム『Black Is King(ブラック・イズ・キング)』をリリースしたビヨンセ

画像: 第63回グラミー賞はビヨンセが最多ノミネート

 ビヨンセは主要4部門と言われる「年間最優秀レコード賞」と「年間最優秀楽曲賞」以外にも、「ベストR&Bソング賞」「ベストR&Bパフォーマンス賞」「ベストラップソング賞」「ベスト・ラップパフォーマンス賞」「ベスト・ミュージックビデオ賞」「ベスト・ミュージックフィルム賞」でノミネートされ、「年間最優秀レコード賞」にいたっては、自身の楽曲「Black Parade(ブラック・パレード)」だけでなく、メーガン・ジー・スタリオンの楽曲にフィーチャリングとして参加した「Savage(サヴェージ)」もノミネートされ、1つの部門で2曲が選出。そのためビヨンセは今回、8部門で9つノミネートされることに。

ビヨンセが樹立する可能性がある記録とは?

 そんなビヨンセが、今回9つノミネートされたことによって、歴代のノミネート数が79回になり、自身が持っていた女性シンガーの最多ノミネート記録を更新。これまでの歴代で最もノミネートされたアーティストがビヨンセの夫のジェイ・Zと、マイケル・ジャクソンらの楽曲を手がけたクインシー・ジョーンズ。2人ともこれまで80回ノミネートされており、ビヨンセが歴代最多ノミネートアーティストの座につくまであと1歩のところまでやってきた。

画像: ビヨンセが樹立する可能性がある記録とは?

 これまでも数々の記録を打ち立ててきたビヨンセは、2021年に行なわれるグラミー賞で「ある記録」を樹立する可能性が浮上。それは、歴代で最もグラミー賞を受賞したアーティストの座。現在24回グラミー賞を受賞しているビヨンセは、次のグラミー賞で4つ受賞すれば、カントリーシンガーのアリソン・クラウスが持つ27回の受賞記録を更新することができ、女性として歴代1位に。そしてもし、8つ受賞すれば歴代1位の記録を持つ指揮者のゲオルグ・ショルティの31回という記録を破り、最もグラミー賞を受賞したアーティストの称号を手に入れることができる。

 2021年、ビヨンセが記録を塗り替え、新たな時代の幕開けとなるか。このようなとこもチェックしながら、日本時間2月1日に行なわれるグラミー賞の授賞式を楽しみたい。(フロントロウ編集部)

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