疲れたような顔やくすんだ顔に見せてしまう目の下のクマを徹底的にカバーする4ステップのメイク法をプロが紹介。まるでクマがなかったかのように隠れるそのメイク法とは?(フロントロウ編集部)

4つのステップでクマをカモフラージュ

 目のクマを隠すにはコンシーラーを使うのが定番だけれど、上手く隠しきれなかったり、時間が経つとヨレてしまったりするのが難点。そんなふたつの悩みを同時に解消するには、コンシーラー以外のコスメも一緒に使うことが大切だという。

画像: 4つのステップでクマをカモフラージュ

 クマを完璧にカバーしてヨレも防止できる、4ステップのメイク法をご紹介。

ステップ1:オレンジ色のコントロールカラーを塗る

 アイクリームや乳液などで目元をしっかり保湿したら、まず使うのはオレンジ色のコントロールカラー。オレンジのコントロールカラーには、青色や濃い色のクマの上にのせることでお互いの色を打ち消す効果があるという。

画像: ステップ1:オレンジ色のコントロールカラーを塗る

 イギリスを拠点に活動するメイクアップアーティストのヴィクトリア・ハウは、「最初にオレンジのコントロールカラーを塗ることが、目元の明るさや血色感をアップさせるうえでかなり大事」と英メディアMamabellaにコメント。ただし、ヨレてしまわないように塗りすぎには注意して。

ステップ2:コンシーラーを2回重ねる

 コントロールカラーを塗った後に使用するのはコンシーラー。ヴィクトリアは、最初に乾いたスポンジを使ってコンシーラーを塗り、その次に水分を含ませて湿らせたスポンジでコンシーラーを重ねることをオススメ。

画像: ステップ2:コンシーラーを2回重ねる

 2回に分けてコンシーラーを重ねる理由は、カバー力アップとヨレの防止。重ね塗りすることでカバー力をアップしながら、上から湿ったスポンジを使用することでコンシーラーが肌に密着し、ヨレにくくなるのだという。ちなみに使用するコンシーラーは、肌のトーンに一致したものを選ぶとクマがもっとも隠れやすいとのこと。

ステップ3:ティッシュで押さえる

 ステップ2で塗ったコンシーラーが完全に乾く前に行なうのが、余分な油分をティッシュオフすること。ヴィクトリアは、「薄いティッシュペーパーをコンシーラーを塗った部分にあてて」とアドバイスし、このステップを取り入れることで油分が吸収されて崩れにくくなると説明。強く押さえつけるとせっかくのコンシーラーが落ちてしまうので、あくまで軽くティッシュをのせるだけでOK。

画像: ステップ3:ティッシュで押さえる

ステップ4:仕上げにパウダーをオン

 最後の仕上げでは、ルースパウダーなどのパウダー系ベースメイクコスメを使用。コンシーラーを塗った部分とその付近にパウダーを重ねてなじませることで、クマを隠した部分だけ悪目立ちしたりせず肌を均一に見せられるという。ちなみにこのステップには、シワに入り込むのを防いだり油分を吸収してヨレを防いだりする効果もある。

 くっきり目立つクマでもカバーして目元をパッと明るく見せるテクニックなので、隠れにくいクマに悩んでいる人はぜひ取り入れてみて。(フロントロウ編集部)

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