自身の過去のアルバム6作分の楽曲を再レコーディングしているテイラー・スウィフトが、その中で改めてレコーディングするのが最も楽しかった曲を明かした。(フロントロウ編集部)

過去の楽曲を再レコーディング中のテイラー・スウィフト

 米現地時間11月22日にロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで開催されたアメリカン・ミュージック・アワードで、今年のアーティスト・オブ・ザ・イヤー賞を受賞したテイラー・スウィフト。

 しかしながら、授賞式には出席せず、受賞を受けてアワードに寄せたビデオメッセージのなかで、授賞式に出席できなかった理由について、「実は自分の昔の曲をすべて再レコーディングしているところなのです」と告白。「オリジナル版をレコーディングしたスタジオで取り組んでいて、とても順調に進んでいます。皆さんに聴いてもらうのが楽しみです」と語り、過去の楽曲の再レコーディングを行なっていることを報告していた。

 テイラーは先日、ジャスティン・ビーバーのマネージャーであるスクーター・ブラウンが自身の過去のアルバム6作分の原盤権を買収/売却した騒動のなかで、自身が手に入れられなかったすべての楽曲の原盤権を取り戻すために、一連の楽曲の再レコーディングに着手していることを明言していた。

最も再レコーディングが楽しかった楽曲は何?

 そんななか、テイラーが今回、アメリカの朝の情報番組『グッドモーニング・アメリカ』に出演。そのなかで、“再レコーディングするのが最も楽しかった曲は何か”という質問に回答した。

 テイラーは、「昔の曲をレコーディングするのはとても楽しいよ」と前置きした上で、「今のところレコーディングしたものの中だったら、『Love Story』が1番楽しかったかな」と回答。2009年にリリースしたセカンドアルバム『フィアレス』に収録されている「Love Story」の名前を挙げた。

 「昔の曲になると、私の歌声にも『10代感』があってね。時々、昔の曲や昔の自分の歌声を聴くと、今では自分が別のシンガーになったような気分になるの」とテイラー。「より良い曲にできるんじゃないかって感じられるような曲をレコーディングし直している時が一番楽しい」と続けて語り、「本当に素敵で、楽しい冒険ができてる」として、今よりも歌声がより初々しかった時期の楽曲を再レコーディングすることを楽しめていると明言した。

 自身と恋人を“ジュリエットとロミオ”に見立てた歌詞が歌われる「Love Story」は、ファンの間で最も人気が高い初期の曲の1つで、現時点でのテイラーの最新ツアーとなっている『レピュテーション』ツアーでもセットリストに組み込まれていた。

 一方、テイラーは11月25日から欧米のディズニープラス(Disney+)にて、今年8月にリリースした最新アルバム『フォークロア』の全収録曲を披露したライブセッションの模様を収めた映画『Folklore: The Long Pond Studio Sessions(フォークロア:ザ・ロング・ポンド・スタジオ/原題)』の配信がスタート。

 それに合わせて、同日に最新作のデラックス・エディションとなる『folklore: the long pond studio sessions (from the Disney+ special) deluxe edition』がデジタルリリースされた。これは、『フォークロア』のオリジナル音源17曲に、映画『Folklore: The Long Pond Studio Sessions』からのライヴ音源17曲を追加した全34曲入りのエディションとなっており、こちらは日本でも聴くことができる。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.