Netflixの人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』や主演・制作を務めた映画『エノーラ・ホームズの事件簿』などで知られる俳優のミリー・ボビー・ブラウンがTikTokのアカウントを削除。その背景には、ファンに受けたという“迷惑行為”があった?(フロントロウ編集部)

ミリー・ボビー・ブラウンがTikTokアカウントを削除

 Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でブレイクを果たし、Netflixで配信される新たなファンタジー映画『ダムセル(原題/Damsel)』で主演と制作総指揮を務めることが決定するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続けている現在16歳の俳優ミリー・ボビー・ブラウンが、TikTokのアカウントを削除したことが明らかになった。

画像: ミリー・ボビー・ブラウンがTikTokアカウントを削除

 ミリーは「@milliebobbybrown」というハンドルネームでTikTokにアカウントを開設していたものの、米現地時間11月29日にこのアカウントが削除されていたことが確認された。

 ミリーはアカウントを削除した理由について現時点で明かしていないものの、アカウントを削除した後で、インスタグラムストーリーにメッセージを投稿。「ポジティヴィティに囲まれることが最も幸せに生きる方法だって気がついたの。ヘイトは存在しなくて、愛だけが存在する。優しくすることを忘れないで」という意味深なメッセージを残した。

ファンの“迷惑行為”に悩まされたことを告白

 その後、ミリーはアカウントの削除が確認された翌日となる米現地時間11月30日にインスタグラムのストーリーを改めて更新。その中で、ショッピングに出かけた時にファンの“迷惑行為”があったことを涙ながらに報告した。

 ミリーによれば、母親と一緒にクリスマスのショッピングに出かけた先でファンの少女に会ったそうで、その際に少女から「動画を録ってもいいですか?」と訊かれたのだという。「『いいえ、ダメ』って私は答えました」とミリーはストーリーにアップしたモノクロの動画で振り返っている。「そもそも、動画を録られたい人などいるのでしょうか? しかも、私だけの動画です。一緒に映るというものではありませんでした」。

画像: ファンの“迷惑行為”に悩まされたことを告白

 「その正当性を証明するまでもないと思いますが、自分が動画を録られたくない時には、録られる必要がないと思います」とミリーは続けて語り、一度断ったにもかかわらず、少女は動画を撮影し続けたと告白。「支払いをしていた私の横を通り過ぎて、彼女はまた私の動画を撮影し始めました。私は、『私も人間です。これ以上あなたにどうお願いすればいいですか?』と彼女に訊きました」とミリー。

 すると、「つまり、人間を撮影してはいけないのですか?」という斜め上の回答が返ってきたといい、ミリーは涙を流しながら次のように続けた。「私はこう言いました。『私が『ノー』と言った時はダメです』と。一線を超えようとする人たちがいると、本当に困ります。もっと敬意を持ってくれたらと思っています」。

 「私は今もどうにか(有名であることと)うまく渡り歩いていこうとしているところで、今でもいっぱいっぱいになることがあります。私が『ノー』という権利はどこへ行ったのでしょう?」とミリーは続けて語り、フォロワーに向けて「どうか、他の人たちにもっと敬意を示してください。その人がどんな人でも、その人がどんな職業に就いていようとです。それがマナーです」と呼びかけた。

 このことがTikTokのアカウントを削除する直接のきっかけになったかは定かではないミリーはこの投稿の最後に、「今はとても元気ですが、不快で失礼な態度を取られたので、とても感傷的になっています」と現在の心境を報告した。(フロントロウ編集部)

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