「It's Not Christmas Till Somebody Cries」のMVが公開
6月17日にアルバム『デディケイティッド・サイドB』をリリースしたカーリー・レイ・ジェプセンが、クリスマスシングルとなる「It's Not Christmas Till Somebody Cries」のミュージックビデオを公開した。
「It's Not Christmas Till Somebody Cries」は、以前にも共作したことのあるベンジャミン・ローマンズや、デュア・リパらとの仕事で知られるジェームズ・フラニガン、パニック!アット・ザ・ディスコと楽曲制作をし、今回のビデオにボーイフレンド役として出演も果たしているCJバランらと制作した楽曲で、カーリーが1年で最も好きな季節だという、クリスマスの良いことも悪いことも受け入ようというメッセージが込められた楽曲となっている。
歌詞には、魚を食べさせられそうになる「ヴィーガンのボーイフレンド」や、「政治の話をして場の雰囲気を悪くするおじさん」などが登場し、混乱していて誰かが涙を流しているような状況でも、喜びを見つけることができることを伝えるような、カーリーらしい仕上がりに。
今回公開されたミュージックビデオは、歌詞で歌われているようなユニークなキャラクターが登場するものとなっており、個性豊かなゲストたちが入り乱れたメチャクチャな状況でも、「1年で最も素晴らしい時期」を楽しもうとする、クリスマスにふさわしいハートウォーミングな作品になっている。
カーリーは「It's Not Christmas Till Somebody Cries」について次のようにコメントを寄せている。
「昔ながらの映画や家族の伝統、プレゼントを贈ったりツリーを飾ったり、 そういうワクワク感が大好き。でも毎年完璧なクリスマスを過ごさなきゃいけないっていうプレッシャーに負けて、いつも涙で終わってしまう。私はそれを『クリスマスvs期待』って呼んでいるの。クリスマスは1年で私が1番好きな時期で、大好きなの。でも、感情が高ぶることが多くて、期待と現実の違いについて歌ってみんなに笑ってもらいたいと思った。だから、あなたにとって最も大切な人たちと今年のクリスマスを一緒に過ごせるのなら、楽しんで! もし物事がうまくいかなくても、このことを思い出して。 『歌を歌えばどうにかなる! 誰かが泣くまではクリスマスじゃないんだから!(It's not Christmas till somebody cries)』」
(フロントロウ編集部)