『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ作品である『House of the Dragon(原題)』より、新たなドラゴンが公開された。(フロントロウ編集部)

妥協を許さない『GoT』スピンオフ

 2011年から2019年まで放送され、世界的大ヒットを記録したドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』は、現在スピンオフ作品の制作が進められている。

 2019年にはナオミ・ワッツ主演のスピンオフ作品『The Long Night(原題)』の撮影が進められていたけれど、パイロット版を確認した制作・放送局HBOの重役からゴーサインが出ず、計画は中止に。ナオミやナオミ・アッキー、デニース・ゴフやジェイミー・キャンベル・バウアーなど、すでに多くの有名俳優を起用していたHBOの判断から、作品にかける大きな熱意が分かる。

『House of the Dragon』のドラゴン公開

 そして現在は、その後スタートされたスピンオフ作品『House of the Dragon(ハウス・オブ・ザ・ドラゴン)』の制作が進められている。本作は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の時代から300年ほど前が舞台で、ターガリエン家の栄光の時代を描くもの。原作者は同じくジョージ・R・R・マーティンで、『Fire & Blood(原題)』が原作となる。

 メインキャストには、映画『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』や『ボーン・アルティメイタム』などへの出演で知られるイギリス人俳優のパディ・コンシダインが発表されているけれど、その他のキャスティングについては続報が待たれている。

画像: パディ・コンシダイン

パディ・コンシダイン

 そんななか、人よりも先に、別の登場キャラクターの詳細が届いた。それは、ドラゴン!

 ターガリエン家とドラゴンといえば長い付き合いであり、『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス・ターガリエンは“ドラゴンの母”として力を発揮した。ターガリエン家が描かれる『House of the Dragon』でももちろんドラゴンは登場するようで、『ゲーム・オブ・スローンズ』の公式ツイッターが、ドラゴンのコンセプトアートを公開した。

 ドラゴンという種であることは同じだけれど、『ゲーム・オブ・スローンズ』のドラゴンとは雰囲気が違う。また、この投稿によって、プロダクションは2021年に始まる見込みであることも明らかになった。

 放送開始は2022年を予定している『House of the Dragon』も、ファンの期待を裏切らない仕上がりとなりそう。(フロントロウ編集部)

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