フランスの人気ブランドであるジバンシィ(Givenchy)のデザイナーが、マシュー・M・ウィリアムズに変わり、初めてのカプセルコレクションがローンチした。(フロントロウ編集部)

ジバンシィ新デザイナーによる初のカプセルコレクション

 人気ブランドのジバンシィは、2020年4月にデザイナーのクレア・ワイト・ケラーが退任することを発表。就任から3年、ジバンシィにとって女性初のデザイナーとしてメゾンを牽引してきたクレアの後釜は誰になるのかとウワサされていたけれど、その後マシュー・M・ウィリアムズがクレアの後を引き継ぐことが決定し、メンズとウィメンズコレクションのクリエイティブディレクターに就任。

 マシューといえば、レディー・ガガのクリエイティブディレクターを務め、カニエ・ウェストとコラボした経験もあるデザイナーで、2015年に1017 アリクス 9SM(1017 ALYX 9SM)を設立。アリクスはディオール(Dior)などのハイブランドからもラブコールが絶えないブランドで、ファッション界から期待が寄せられていた。

 そんなマシューがジバンシィのクリエイティブディレクターとして手がけた初めてのコレクションがローンチした。

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 2021年春夏コレクションから厳選して編集されたこのカプセルコレクションは、ウィメンズ・メンズともに、遊び心と反骨的な雰囲気、そしてエフォートレスなエレガンスを特徴としている。

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 ノーカラーの細身のロング丈ブレザーと、足首部分に厚みを持たせたスリムなハイライズパンツを代表するウィメンズの新たなテーラリングは、今シーズンの方向性が強く表れている。デニムには斬新で手の込んだ加工が施され、ヒビ割れや光沢といった独特のニュアンスが添えられ、テクスチャーのあるソフトなデニム風のジャカードは、メゾンを象徴する4Gエンブレムが全身に織り込まれたものに。

画像3: ジバンシィ新デザイナーによる初のカプセルコレクション
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 また、アウターウェアでは、カーフスキンとナパレザーをボンディングしたクロコ型押しの膝丈テーラードコートや、黒のオットマン素材のボリュームがあり都会的なウィンドブレーカーなど、存在感のあるアイテムが揃う。

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 メンズのキーアイテムは、重なった襟のデザインが特徴的なシングルジャケットで、ライニングに4Gエンブレムをさり気なくあしらい、クラシックフィットのパンツには、独創的かつ控えめなメタルディテールが施されている。ファスナーとスナップボタンがついたボクシーシャツと同様に、アイコンバッグ、アンティゴナとも共鳴するデザイン。

画像6: ジバンシィ新デザイナーによる初のカプセルコレクション

 テクニカルオットマン素材のオーバーサイズパーカは、ジバンシィの今を表すアーバンスピリットを強調するアイテムで、機能性とエレガンスの両方を叶えるデザイン要素が盛り込まれている。フーディやスウェットにも、リスタイルしたジバンシィのエンブレムが配される。

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 マシューにとって初めてのジバンシィでのカプセルコレクションは、12月1日から22日までの期間、 ヨーロッパ・アジア・アメリカの厳選したジバンシィストア7店舗のみで特別に販売され、2021年夏コレクションの正式ローンチは、2021年2月下旬予定となっている。

(フロントロウ編集部)

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