あのプリンセスは、どんな香り?
国を代表する存在として、公の場に登場することが多い世界のロイヤルプリンセスたち。多くの人々と交流する機会も多いため、ファッションやメイク以外にも、常に身につけている「香り」にも、それぞれこだわりを持っているという。
そこで、今回は世界中のロイヤルファミリーたちが、実際に愛用している香水をご紹介。プリンセスたちがどんな香りをまとっているのか、ぜひ香水選びの参考にしてみて。
ダイアナ妃
イギリス王室のチャールズ皇太子の元妻で、ウィリアム王子とヘンリー王子の母親である故ダイアナ妃は、生前エルメスの「ヴァンキャトル・フォーブル オードトワレ」を愛用。
1995年に世界的に有名な調香師モーリス・ルーセルが調香。オレンジフラワーとサンバックジャスミンなどのホワイトフローラルをベースに、神秘的なウッディ、あたたかなバニラとアンバー・グリスが溶け合った上品な香り。ボトルには、エルメスを象徴するスカーフ柄が描かれている。
キャサリン妃
イギリス王室のウィリアム王子の妻であるキャサリン妃は、ジョー マローン ロンドンの「オレンジ ブロッサム コロン」がお気に入り。
キャサリン妃の着用した服を分析するウェブサイトWhat Kate Woreの創業者であるスーザン・ケリーによると、キャサリン妃は普段使いのフレグランスとして愛用しているそう。フレッシュな柑橘系のオレンジと洗練されたスイレンが優しく混ざり合う魅惑的な香りで、男女問わず使うことができる。
メーガン妃
イギリス王室のヘンリー王子の妻であるメーガン妃も、キャサリン妃と同じくジョー マローン ロンドンのフレグランスを愛用。
その日の気分に合わせて香りを楽しんでいるようで、甘く爽やかな「ワイルド ブルーベル コロン」、もしくはエネルギッシュで爽やかな「ウッド セージ & シー ソルト コロン」を愛用していると、ヘンリー王子との結婚前に運営していたライフスタイルブログ「The Tig(ザ・ティグ)」で明かしている。
レティシア王妃
スペイン王室のレティシア王妃は、日本の緑茶からインスパイアされた、ブルガリの「オ・パフメ オーテヴェール」を愛用。
お茶特有の落ち着いた香りに、柑橘系のベルガモット、カルダモンのスパイスを組み合わせて、爽やかで奥行きのある香りを表現。性別を問わず使いやすい軽やかな香りで、普段使いにピッタリ。
ラーニア王妃
中東ヨルダン王室のラーニア王妃は、ゲランの調香師ジャン・ポール・ゲランが最愛の人のために作ったとされる名香「サムサラ」を愛用。
サムサラとは、サンスクリット語で「永遠の再生」=「輪廻」を意味する言葉で、サンダルウッド、ジャスミン、バニラを組み合わせた、オリエンタルの雰囲気を感じられるフローラルウッディの魅惑的な香りが特徴。
世界のロイヤルプリンセスたちが愛用するこだわりの香水。どのアイテムも洗練された香りなので普段使いしやすく、オフィスシーンにもピッタリ。また、日本でも購入できるので気になる人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)