大手宅配ピザチェーンのドミノ・ピザが、“ほぼ一生分のピザ”と引き換えに「とんでもないこと」を要求…!? (フロントロウ編集部)

ドミノ・ピザが“ほぼ一生分のピザ”を餌にむちゃぶり

 新型コロナウイルスの影響で宅配フードやテイクアウトの需要が全世界で高まるなか、オーストラリアのドミノ・ピザが少々ぶっ飛んだキャンペーンを打ち出して話題になっている。

 海外のファストフードチェーン店では、「〇〇したら、一生もしくは一定の期間商品が無料に!」といった太っ腹なキャンペーンを時折実施しており、つい最近もイギリスのマクドナルドが、チーズバーガーが1年間無料で食べられる権利と引き換えに“無理難題”を押し付けて、大反響を呼んだばかり。

 今回、オーストラリアのドミノ・ピザが、「この先、60年間にわたってドミノ・ピザのピザを無料で食べられる権利」を手に入れるための条件として提示したのは、現地時間の2020年12月9日(水)にオーストラリア国内で誕生した赤ちゃんにドミノ・ピザに由来した名前をつけること

画像: ドミノ・ピザが“ほぼ一生分のピザ”を餌にむちゃぶり

 ドミノ・ピザに関係する名前なら何でもいいというわけではなく、赤ちゃんの性別が男なら「ドミニク(Dominic)」、女なら「ドミニーク(Dominique)」と名付けなければならないそうで、キャンペーンに申し込みを希望する親はまず「12月9日に生まれたこと」、そして「ドミニクもしくはドミニークと名付けたこと」を指定されたメールアドレスに送信し、後ほど、そのなかから抽選で選ばれた人=“勝者”に連絡がいくことになっているという。

 これはドミノ・ピザの60周年を記念して考案されたキャンペーンで、豪7Newsによると、残念ながら食べ放題ではなく、勝者に与えられるのは、正確には「60年間、毎月14ドル相当のピザ1枚が無料で食べられる権利」とのこと。

 ドミニクもドミニークも決して変わった名前ではないが、 自分の親がピザ欲しさにその名前をつけたと知った時の子供の気持ちを考えると、なんともいたたまれない。名前にはその人の一生がかかっていると言っても過言ではないので、かなりのむちゃぶりではあるが、「それでもキャンペーンに参加したい」という人がどれほどいるのか気になるところ。

 ちなみに、過去にはロシアのドミノ・ピザが「最低2センチ以上のドミノピザのロゴを体の見えるところにタトゥーとして入れたら100年間無料」というキャンペーンを実施して、世間の度肝を抜いたこともある。(フロントロウ編集部)

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